増刊号 総合力で対応するEmergency/Intensive Care Medicine
第4章 内科医が一般病棟・ERで出合いうる疾患
43 胆囊炎・胆管炎
大野 裕文
1
,
髙田 直和
1
,
伊藤 香
1
1帝京大学医学部外科学講座Acute Care Surgery部門
キーワード：
胆囊摘出術
,
経皮経肝胆囊ドレナージ
,
内視鏡的胆管ドレナージ
Keyword:
胆囊摘出術
,
経皮経肝胆囊ドレナージ
,
内視鏡的胆管ドレナージ
pp.279-285
発行日 2025年4月1日
Published Date 2025/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.002576990620040279
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POINT
●急性胆囊炎・急性胆管炎のいずれも局所所見，全身所見，血液検査，画像検査を組み合わせて診断する．
●急性胆囊炎の治療の根幹は胆囊摘出術である．可能なら早期に，難しければ待機的胆囊摘出術や胆囊ドレナージを検討する．
●急性胆管炎の治療の根幹は適切な抗菌薬投与と胆管ドレナージである．重症度に応じて介入のタイミングが異なる．
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