連載 Clinical Exercise・223
Q考えられる疾患は何か?
長野 徹
1
1神戸市立医療センター中央市民病院皮膚科
pp.177-178
発行日 2026年3月1日
Published Date 2026/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.002149730800030177
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■症 例■
患 者:35歳,女性
主 訴:軀幹・四肢に拡大する軽い瘙痒を伴う紅色皮疹.
現病歴:初診の2か月前から軀幹および四肢に軽い瘙痒を伴う紅色皮疹が出現し拡大した.ジフルプレドナート軟膏を外用,オロパタジンを内服したが奏効せず,皮疹がさらに拡大したため,精査加療目的に当科を紹介された.
既往歴:てんかん.
家族歴:特記すべき事項なし.
内服薬:カルバマゼピン
初診時現症:軀幹と四肢に周囲に鱗屑を付着する母指頭大までの乾癬様紅斑および赤橙色を呈した毛孔一致性丘疹の集簇を認めた(図1a,b).掌蹠は全体的に潮紅し,著明に角化していた(図1c).
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