Derm.2025
勤務医のすすめ
岩井 敦子
1
1名古屋市立大学医学部附属東部医療センター皮膚科
pp.40
発行日 2025年4月10日
Published Date 2025/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.002149730790050040
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早いもので卒後20年を過ぎてしまった.私は研修医のときから勤務医をずっと続けると決めていた.偉くなりたいというわけでは全くなく開業が面倒くさかったからと,重症の入院患者さんを診られなくなるのが嫌だったからである.皮膚科医が開業したくなる理由はいろいろあるかもしれないが,私としては勤務医をしていて一番ストレスがかかることが,当直である.二番目には待機があることかと思う.
現在当院では皮膚科医が4人赴任で勤務している.私以外は若手の先生たちであるが,若い先生は飲み込みも早いし,仕事も早いなと思う.勤務形態に関して言うと,以前のように当直明けもそのまま勤務ということはなく,翌朝帰ることができるなんて,働き方改革万歳と思っている.
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