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EBM公衆衛生 第3版

EBM公衆衛生 第3版
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筆頭著者 矢野 栄二 (訳者)

帝京大学医学部衛生学公衆衛生学 客員教授

原著者 Ross C. Brownson, Elizabeth A. Baker, Anjali D. Deshpande, Kathleen N. Gillespie著

篠原出版新社

電子版ISBN 978-4-86705-807-7

電子版発売日 2021年3月16日

ページ数 336

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-86705-806-0

印刷版発行年月 2021年3月

DOI https://doi.org/10.34599/9784867058077

書籍・雑誌概要

EBMは,臨床医学の領域で論じられることが多い.しかし,その出発は,公衆衛生の中心的な論理である疫学的考え方の臨床への適用である.そしてEBMが適用される領域も臨床医学のみ限定されず,予防や医療政策など公衆衛生領域にも当てはまる.
本書は,公衆衛生の分野で国際的に高い評価を受けている“Evidence-Based Public Health Third Edition”の翻訳本である.
我が国では,実務としての公衆衛生の学術・教育体系における位置付けは,極めて未成熟である.そこで本翻訳書が,現在公衆衛生を学び,実践し,これから日本の公衆衛生の体系を作っていく若い人たちの公衆衛生問題解決能力獲得に役立つものと考える.

目次

まえがき  5
訳者まえがき  8
序 文  12
謝 辞  16
第1章 エビデンスに基づく公衆衛生の必要性  21
第2章 エビデンスに基づく公衆衛生のための能力の形成  47
第3章 公衆衛生活動の科学的エビデンスの評価  65
第4章 経済評価などの分析ツールの理解と適用  91
第5章 地域診断の実施  129
第6章 問題に関する最初の定式化  147
第7章 問題の定量化  165
第8章 科学文献の検索とシステマティック・レビューの使用  191
第9章 介入策の開発と優先順位付け  221
第10章 行動計画の作成と介入の実施  249
第11章 事業や政策の評価  277
第12章 エビデンスに基づく公衆衛生の促進  305
用語集  323