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脳卒中運動学
脳卒中リハの”なぜ?”を運動学・解剖学で解説
筆頭著者 鈴木 俊明 (監修) 嘉戸 直樹 大沼 俊博 園部 俊晴 (編集)
運動と医学の出版社
電子版ISBN
電子版発売日 2024年7月29日
ページ数 258
判型 B5変
印刷版ISBN 978-4-904862-48-3
印刷版発行年月 2021年10月
書籍・雑誌概要
脳卒中リハの"なぜ?"を
運動学・解剖学で解説!
ベストセラーとなった前作『体幹と骨盤の評価と運動療法』の続編がついに発売!
脳血管疾患を発症すると上位運動ニューロンが障害されるため、 運動麻痺や感覚障害を生じることがあります。
また、運動と現象という視点で見ると、病的共同運動パターンや連合反応、ぶん回し歩行など、健常者では見られない病的な運動と現象が生じるようになります。多くの脳卒中リハビリテーション分野の書籍では、これらの現象を脳科学から解説されるため、苦手意識を持つ方は少なくないはずです。また、脳科学で異常や運動現象を理解したとしても、そこから効果的な評価と運動療法に繋げることができない方が多いと思います。
そこで今回、脳機能だけの解釈ではなく、我々理学療法士が持っている解剖学や運動学の知識で多くの片麻痺患者の症状を説明した革新的な書籍が完成しました。
Point 01
脳卒中リハの様々な疑問を解決
本書では脳卒中リハビリテーション介入における様々な疑問をテーマにして解説しています。
Point 02
よく診る7つの現象を運動学で解説
前半の第1部では『運動と現象の運動学的解釈』がテーマとなっており、脳卒中リハビリテーションにおいて、多く遭遇する7つ現象について脳科学ではなく、運動学の視点で分かりやすく解説しています。
Point 03
Q&A形式で解説するから分かりやすい
本書の大きな特徴は各テーマごとにQ&A形式で進行することです。各テーマに対して段階的に学んでいくことで、基礎知識から運動療法の実施までのプロセスを系統立てて学ぶことができます。
Point 04
脳卒中運動学に基づいた評価と治療戦略も紹介
後半の第2部では『脳卒中運動学の臨床応用』がテーマとなっており、『立位保持や立ち上がり動作に対する運動学的評価と治療戦略』の章では、第1部で学んだ『脳卒中運動学』のコンセプトを各動作に対して応用する治療戦略を学ぶことができます。
Point 05
実際の症例からアプローチ方法を学べる
第2部の2章ではでは実際の症例を交えて、筆者らが実際の臨床でどのように評価し、どのような治療を展開しているのかを紹介していきます。 筆者らが提唱している脳卒中運動学の理論に即して、実際の臨床を展開していくことの重要性をご理解いただける と思います。
目次
第1部 運動と現象の運動学的解釈
1章 なぜ今、脳卒中の運動学なのか?
2章 病的共同運動パターンを運動学で考える
3章 連合反応を運動学で考える
4章 肩関節亜脱臼を運動学で考える
5章 肩手症候群を運動学で考える
6章 トレンデレンブルグ現象を運動学で考える
7章 ぶん回し歩行を運動学で考える
8章 プッシャー現象を運動学で考える
第2部 運動と現象の運動学的解釈
1章 脳卒中運動学を用いた評価・治療戦略
2章 症例から学ぶ脳卒中運動学