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≪関節拘縮シリーズ≫

股関節拘縮の評価と運動療法

股関節拘縮の評価と運動療法
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≪関節拘縮シリーズ≫

筆頭著者 林 典雄 浅野 昭裕 (監修) 熊谷 匡晃 (著)

運動と医学の出版社

電子版ISBN

電子版発売日 2024年5月20日

ページ数 281

判型 B5変

印刷版ISBN 978-4-904862-39-1

印刷版発行年月 2019年12月

DOI https://doi.org/10.60424/9784904862391

書籍・雑誌概要

「拘縮」を深く理解し、臨床の実践で追求していくと、疼痛とのかかわりが診られるようになり、多くの病態を理解できるようになります。

この林典雄先生の言葉は、運動器疾患を診る上であまりに重要な意味を持っているんです!

股関節疾患を良くするためには、硬くなっている組織を見つけて、それを改善していかなければいけません。
なぜなら、関節拘縮が股関節疾患の基盤となっているからです。
評価をしっかりとして硬くなっている組織を見つけなければ、いくら動きにくい方向にストレッチしても動くようにはなりません。

しかし、評価をしていないと言うと、よく言われることがあります。
「評価ぐらいしていますよ。毎回、角度や痛みのでる動作を確認して、動作分析もしています。」と。
確かに、評価はしているかもしれません。
しかし、その評価は関節可動域を測ったり、筋力を確認したり、痛みの出る動きを確認する程度にとどまっています。
それも確かに大切です。

しかし、医療機関に来る股関節疾患の患者は主に痛みがあるために来院します。
そのため、痛みの原因となっている組織を特定して、なぜその組織が痛みを出してしまっているのかを評価しないといけないのです。
動きにくい方向に関節可動域練習やストレッチを、筋力が低下している筋の筋トレを行っていればいいというわけではないのです。
まずは原因となっている組織を特定しなければいけません。
そのためには、機能解剖、バイオメカニクスなどの基礎知識をもとに、疼痛、拘縮、異常歩行など様々な評価をもとに解釈しなければなりません。
その中でも、拘縮は他に及ぼす影響か大きい為、「関節拘縮の評価と治療」は特に重要といっても過言ではありません。「関節拘縮の評価と治療」を行うためには、解剖学と運動学を熟知すると共に、正確な触診技術や関節操作が必要です。
だからそれをしっかり学ぶ必要があります。

股関節のことをしっかり学びたい・・・
拘縮を改善して痛みを改善したい・・・と思った、 あなたに、
ぜひ『股関節拘縮の評価と運動療法』を読んで頂きたいです!!

目次

第 1 章 骨盤・股関節の機能解剖
第 2 章 股関節のバイオメカニクス
第 3 章 股関節周辺組織の拘縮に由来する疼痛の評価
第 4 章 股関節拘縮の評価と治療
第 5 章 異常歩行(跛行)の評価と治療
第 6 章 股関節疾患に対する評価と運動療法

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