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運動器リハビリテーションに役立つ
Fasciaのみかた・とらえかた
筆頭著者 今北 英高 (編集)
文光堂
電子版ISBN
電子版発売日 2023年11月1日
ページ数 228
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-8306-4708-6
印刷版発行年月 2023年11月
書籍・雑誌概要
ICD-11に体組成の基本構造物として追加され注目のfasciaをリハビリテーションにおける総論・病態・臨床の観点で詳解.PART ⅠではFasciaの基礎,PART Ⅱでは痛みのリハビリテーション,PART Ⅲでは骨格筋とfascia,関節運動のリハビリテーション,PART ⅣではFasciaに対する評価とリハビリテーション,PART ⅤではFasciaに対する代表的な評価方法,PART ⅥではFasciaにおける代表的な治療方法を解説.Fascia研究の世界的権威,Padova大学教授のCarla Stecco氏の講演を再構成した2項目も掲載.
目次
総 論
PART Ⅰ Fasciaの基礎
1 Fasciaの解剖学的見地
2 胸腰背部fasciaの機能解剖
3 Fasciaの生理学的見地
4 ホルモンやウィメンズヘルスに関連するfascia研究
5 Fasciaの分子生物学的見地
PART Ⅱ 痛みのリハビリテーション
1 痛みとfasciaの関係
2 ICFとリハビリテーション
3 デルマトーム・ファシアトーム・アンギオソームを含む発痛源評価
4 スクレロトーム
病 態
PART Ⅲ 骨格筋とfascia,関節運動のリハビリテーション
1 骨格筋とfascia
2 関節運動のリハビリテーション
臨 床
PART Ⅳ Fasciaに対する評価とリハビリテーション
1 Fasciaに対する医師と医療専門職による専門職間連携協同IPW―独自性と共通言語を活用した多職種連携による効率的な診療
2 Fascia異常から考える整形外科疾患に対するリハビリテーション
3 Fascia異常が原因のスポーツ傷害に対するリハビリテーション
4 Fasciaと術後リハビリテーション
5 高齢者に対するfascia異常とリハビリテーション
6 ウィメンズヘルスに対するfasciaとリハビリテーション
7 Fasciaに対する作業療法
8 セルフケア・生活指導
PART Ⅴ Fasciaに対する代表的な評価方法
1 Fasciaに関連する運動器疾患の評価
2 Fasciaに対する悪化因子の評価
3 Fasciaに対する発痛源評価の概念
4 Fasciaのエコー解剖とエコー下触診
PART Ⅵ Fasciaにおける代表的な治療方法
1 Fascial painに対する各種運動療法
2 Fascial painに対する新しいアプローチ―Fasciaの病態仮説から考案したfascial stimulation concept
3 Fasciaに対する組織間リリース
4 低酸素とfascia
5 Fascial painに対する物理療法
6 Fasciaを考慮した外傷後の機能解剖学的運動療法
7 Fasciaと皮膚テーピング
8 Fasciaにおける鍼灸療法
コラム Fasciaハイドロリリースの基礎
コラム Fasciaとボツリヌス毒素療法
索引