書籍を検索します。雑誌文献を検索する際には「雑誌文献検索」を選択してください。
卒前・卒後教育に役立つ
理学療法士育成OJTテキスト
筆頭著者 斉藤 秀之 (編)
文光堂
電子版ISBN
電子版発売日 2022年2月14日
ページ数 206
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-8306-4562-4
印刷版発行年月 2017年8月
書籍・雑誌概要
学生・新人・2,3年目・中堅者・管理職といった階層別に,何年目でどのくらいのことができていればいいかという目安・指導方法や,急性期の病棟・リハ室,回復期の病棟・リハ室,維持期・介護施設における入院・入所,外来リハ・通所リハ,訪問リハといった病期・場所の視点での課題別指導方法について,卒前~卒後をシームレスに捉えるOJTの方法を中心に,指導する側・される側にとっての指針・基盤となる理学療法モデルを定義.
目次
第1部 理学療法OJT
第1章 理学療法士の生涯発達
1 生涯発達の全観
2 生涯発達のステージ
3 ステージ特性と発達課題
─ステージのOJT 前の能力特性と次のステージに向かうための発達課題─
第2章 理学療法領域における人材育成
1 人材育成へ投資する意味
2 理学療法におけるOJT導入の必要性
3 理学療法におけるシームレスOJT
第2部 OJTの基本
第1章 OJTプロセス
1 OJT導入─OJT導入までの地ならしや準備─
2 目標設定─目標の種類,設定の仕方─
3 実施計画─計画の立案方法(PDCAの「Plan」)─
4 計画の実行─実行方法と考慮すべきこと(PDCAの「Do」)─
5 振返りとフィードバック─実行中・実行後の評価方法,FB方法,振返り方法
(PDCAの「Check」と「Action」)─
第2章 教育・学習理論と方法
1 正統的周辺参加
2 コーチング
3 成人学習
4 上司・指導者の教える技術
5 部下・学生の学ぶ技術
第3章 OJTとOff-JT
1 OJTとOff-JTの比較と相互作用─効果的なOJTにはOff-JTが欠かせない─
2 Off-JTの種類─Off-JTは目的に応じて使い分ける─
第4章 他業界に学ぶOJT
1 他業界・他業種によるOJT
─どのような分野でも人材育成にはOJT用いられている─
2 われわれが学ぶべきこと─目標や手段を見直し,OJTとOff-JTを再考する─
第3部 卒前OJT
第1章 生涯発達における卒前ステージ
1 卒前ステージの段階
2 初学年の特性と発達課題
3 中間学年の特性と発達課題
4 最終学年の特性と発達課題
第2章 OJTとしての卒前実習
1 従前型実習の方法とその問題点─その構造的問題を読み解く─
2 従前型実習の問題点を解決するための卒前OJT
3 卒前OJTに期待される学生の学習における効果
4 卒前OJTに期待される副次的効果
第3章 OJTになりうる実習形態
1 クリニカルクラークシップ
2 プリセプターシップ
3 インターンシップ
第4章 卒前OJTの方法
1 卒前OJT導入への理解と準備─実施への地ならし─
2 目標設定
3 実施計画
4 実行─ここがOJTの中心─
5 振返りとフィードバック
第5章 教え方と学び方
1 指導者の教える技術
2 学生の学ぶ技術
3 学生-指導者-教員の役割と協働
第6章 卒前OJTの実施モデル
1 業務参加型実習の全体像
2 初学年のOJT
3 中間学年のOJT
4 最終学年のOJT
第4部 卒後OJT
第1章 生涯発達における卒後ステージ
1 卒後ステージの発達段階
2 要援助期の特性と発達課題
3 診療自立期の特性と発達課題
4 中間管理職期の特性と発達課題
5 管理職期の特性と発達課題
第2章 OJTによる卒後教育
1 これまでの人材育成方法とその問題点
2 これまでの問題点を解決するための卒後OJT
3 OJTによる卒後教育の期待される効果
第3章 卒後OJTの方法
1 卒後OJTの理解と導入
2 卒後OJTの目標設定
3 卒後OJTの計画立案
4 卒後OJTの実行
5 卒後OJTの振返りとフィードバック
第4章 教え方と学び方
1 上司の教える技術,教える姿勢
2 部下の教わる技術,教わる姿勢
3 部下- 上司- 企業の役割と協働
第5章 各フェーズにおけるOJT
1 要援助期
2 診療自立期
3 中間管理職期
4 管理職期
第6章 卒後OJTの実施モデル
1 病院(急性期)
2 病院(回復期)
3 病院(維持期)における適したOJT実施モデルの提案
4 介護老人保健施設
5 高齢者,成人の通所施設におけるOJT
6 訪問理学療法機関でのOJT
付 録
卒前OJTフォーマット
卒後OJTフォーマット
索引