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コンディショニング・ケアのための
物理療法実践マニュアル
筆頭著者 川口 浩太郎 (編)
文光堂
電子版ISBN
電子版発売日 2021年10月18日
ページ数 134
判型 A5
印刷版ISBN 978-4-8306-4540-2
印刷版発行年月 2016年5月
書籍・雑誌概要
物理療法は,多くの効果が期待できる治療手技である.本書ではまず「実践編」において,物理療法が持つ本来の効果を最大限引き出し,心強い「武器」として使うために,効果のある物理療法別の治療テクニックを,実践に適したマニュアル形式で解説する.また,後半の「基礎編」では,物理療法を駆使するための必須基礎知識として,物理療法の作用機序,適応の詳細などを分かりやすく解説する.
目次
序 論
臨床現場で物理療法を活用するには…
A 物理療法は補助的手段?
B 物理療法を用いることができる病態
C 物理療法は武器になる
実践編
1 急性外傷に対する物理療法
1) 急性外傷後の対処法1──RICE処置
A RICE処置を用いるのは?
B RICE処置の実際
2) 急性外傷後の対処法2──微弱電流刺激療法
A 微弱電流刺激療法を用いるのは?
B 微弱電流刺激療法の実際
3) 急性期を脱したら?──超音波療法
A 超音波療法を用いるのは?
B 超音波療法の実際
2 筋緊張亢進状態に対する物理療法
1) 高電圧パルス電流刺激1──軽い筋収縮を用いるもの
A 高電圧パルス電流刺激で軽い筋収縮を用いるのは?
B 軽い筋収縮を用いた高電圧パルス電流刺激の実際
2) 高電圧パルス電流刺激2──強縮に近い筋収縮を用いるもの
A 高電圧パルス電流刺激で強縮に近い筋収縮を用いるのは?
B 強縮に近い筋収縮を用いた高電圧パルス電流刺激の実際
3) 超音波療法──回転法
A 超音波療法を用いるのは?
B 超音波療法の実際
4) 超音波+高電圧パルス電流刺激──コンビネーション治療
A コンビネーション治療を用いるのは?
B コンビネーション治療の実際
5) クラスターレーザー
A クラスターレーザーを用いるのは?
B クラスターレーザーの実際
3 関節拘縮,癒着などに対する物理療法
1) 温熱療法
A 温熱療法を用いるのは?
B 温熱療法(湿性ホットパック)の実際
2) 関節包の短縮・癒着──超音波療法
A 超音波療法を用いるのは?
B 超音波療法の実際
3) 術創部の癒着──超音波療法
A 超音波療法を用いるのは?
B 超音波療法の実際
4) 腱の滑りの悪さ──超音波療法
A 超音波療法を用いるのは?
B 超音波療法の実際
5) 足底腱膜炎──超音波療法
A 超音波療法を用いるのは?
B 超音波療法の実際
4 全身の疲労回復
1) 交代浴
A 交代浴を用いるのは?
B 交代浴の実際
2) 極低温浴
A 極低温浴を用いるのは?
B 極低温浴の実際
5 物理療法でこんなこともできる──応用編
1) 月経痛に対する物理療法
A 月経痛の分類
B 月経痛をどう治療するか
C 月経痛に対する物理療法
D 経皮的神経電気刺激の実際
2) 筋・筋膜性疼痛に対する物理療法──超音波療法(固定法)
A 超音波療法(固定法)を用いるのは?
B 超音波療法(固定法)の実際
3) 急性腰痛に対する物理療法──神経筋電気刺激+運動療法
A 神経筋電気刺激+運動療法を用いるのは?
B 神経筋電気刺激+運動療法の実際
基礎編
1 温熱療法
A 温熱療法とは
B 熱移動方式
C 温熱が生体に及ぼす影響
D 禁忌と注意事項
2 寒冷療法
A 寒冷療法とは
B 寒冷療法が生体に及ぼす影響
C 急性損傷(炎症期)の適応の根拠
D 禁忌と注意事項
3 超音波療法
A 超音波療法とは
B 超音波の特性
C 一般的な超音波療法の使用方法
D 生理的作用
E 禁忌と注意事項
4 電気刺激療法:総論
A 電気刺激療法とは
B 電気刺激療法の基礎
C 電気刺激療法が生体に及ぼす影響
D 電気刺激療法の種類
E 禁忌と注意事項
5 疼痛に対する電気刺激療法:TENS・IFC
A TENSとは
B 疼痛とは
C 電気刺激による疼痛軽減作用機序
D IFC
6 筋機能改善のための電気刺激療法:NMES・HVPC
A NMESとは
B 電気刺激による筋力増強
C HVPC
D ロシアンカレント
7 治療促進のための電気刺激療法:MES
A MESとは
B MESの作用機序
C MESの実際
8 光線療法
A 光線療法とは
B 光線の特性
C 光線療法の種類
D 光線療法が生体に及ぼす影響
E 禁忌と注意事項
9 交代浴
A 交代浴とは
B 生理的機序と生体に与える影響
C 交代浴の実際
索引