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姿勢制御と理学療法の実際

姿勢制御と理学療法の実際
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筆頭著者 淺井 仁 (編)

文光堂

電子版ISBN

電子版発売日 2021年10月11日

ページ数 440

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-8306-4535-8

印刷版発行年月 2016年4月

DOI https://doi.org/10.50936/9784830645358

書籍・雑誌概要

姿勢制御機能の評価法,疾患に特有な姿勢とその改善のための理学療法,アスリートに求められる姿勢制御能力とその再獲得のための理学療法について,実例を挙げながら解説した.さらに各ライフステージにおけるヒトの姿勢制御の特徴や,生物の進化を通してヒトの姿勢制御を考えるべく動物の姿勢制御についても概説する.

目次

I章 姿勢制御の評価
1 臨床における姿勢制御機能評価
 I はじめに
 II 姿勢制御能力の構成要素
 III 姿勢制御構成要素の評価
 IV 総合力としての姿勢制御評価
 V まとめ
2 機材を用いた姿勢制御機構の評価
 1)床反力計
 I 測定原理と較正
 II 得られたデータの解釈
 III 測定限界
 2)3次元動作解析装置
 I 測定原理と較正
 II 得られたデータの解釈
 III 測定限界
II章 疾患と姿勢制御
1 運動器疾患
 1)変形性股関節症
 I 主な病態と姿勢制御能力低下の特徴
 II 姿勢制御能力低下のメカニズム
 III 姿勢制御能力を改善するための運動療法
 IV おわりに
 2)変形性膝関節症
 I 主な病態と姿勢制御能力低下の特徴
 II 姿勢制御能力低下のメカニズム
 III 姿勢制御能力を改善するための運動療法
 3)頸椎・胸椎疾患
 I 主な病態と姿勢制御能力の低下
 II 姿勢制御能力低下のメカニズム
 III 姿勢制御能力を改善するための運動療法
 4)腰椎疾患
 I 主な病態と姿勢制御能力低下の特徴
 II 姿勢制御能力低下のメカニズム
 III 姿勢制御能力を改善するための運動療法
 IV おわりに
 5)下肢切断
 I 主な病態と姿勢制御能力低下の特徴
 II 姿勢制御能力のメカニズム
 III 姿勢制御能力を改善するための運動療法
 6)筋ジストロフィー
 I 主な病態と姿勢制御能力低下の特徴
 II 姿勢制御能力低下のメカニズム
 III 姿勢制御能力を改善するための運動療法
2 神経系機能不全
 1)脳卒中と座位
 I 主な病態と姿勢制御能力低下の特徴
 II 姿勢制御能力低下のメカニズム
 III 姿勢制御能力を改善するための運動療法
 2)脳卒中と立位
 I 姿勢制御能力低下の特徴
 II 姿勢制御能力低下のメカニズム
 III 姿勢制御能力を改善するための運動療法
 3)パーキンソニズム
 I 主な病態と姿勢制御能力低下の特徴
 II 姿勢制御能力低下のメカニズム
 III 姿勢制御能力を改善するための運動療法
 4)小脳性失調症
 I 主な病態と姿勢制御能力低下の特徴
 II 姿勢制御能力低下のメカニズム
 III 姿勢制御能力を改善するための運動療法
 IV おわりに
 5)嚥下機能低下
 I 主な病態と姿勢制御能力低下の特徴
 II 姿勢制御能力低下のメカニズム
 III 姿勢制御能力を改善するための運動療法
 IV おわりに
 6)前庭迷路系機能不全
 I 主な病態と姿勢制御能力低下の特徴
 II 姿勢制御能力低下のメカニズム
 III 姿勢制御能力低下を改善するための運動療法
 7)精神疾患
 I 主な病態と姿勢制御能力低下の特徴
 II 姿勢制御能力低下のメカニズム
 III 姿勢制御能力を改善するための運動療法
 IV 今後の展望
3 脳性麻痺等,小児
 1)痙直型四肢麻痺
 I 主な病態と姿勢制御能力低下の特徴
 II 姿勢制御能力低下のメカニズム
 III 姿勢制御能力を改善するための運動療法
 2)痙直型両麻痺
 I 主な病態と姿勢制御能力低下の特徴
 II 姿勢制御能力低下のメカニズム
 III 姿勢制御能力を改善するための運動療法
 3)アテトーゼタイプ
 I 主な病態と姿勢制御能力低下の特徴
 II 姿勢制御能力低下のメカニズム
 III 姿勢制御能力を改善するための運動療法
4 内部疾患
 1)慢性閉塞性肺疾患
 I 主な病態と姿勢制御能力低下の特徴
 II 姿勢制御能力低下のメカニズム
 III 姿勢制御能力を改善するための運動療法
 2)心不全
 I 主な病態と姿勢制御能力低下の特徴
 II 姿勢制御能力低下のメカニズム
 III 姿勢制御能力を改善するための運動療法
III章 アスリートの姿勢制御
1 柔道
 I 競技に特有な姿勢とその制御
 II 損傷の特徴と発生のメカニズム
 III 競技復帰に向けた姿勢制御能力を改善するための運動療法
 IV 損傷を予防するための姿勢制御能力の獲得
2 バレーボール
 I 競技に特有な姿勢とその制御
 II 損傷の特徴と発生のメカニズム
 III 競技復帰に向けた姿勢制御能力を改善するための運動療法
 IV 損傷を予防するための姿勢制御能力の獲得
3 野球(投球動作)
 I 競技に特有な姿勢とその制御
 II 損傷の特徴と発生のメカニズム
 III 競技復帰に向けた姿勢制御能力を改善するための運動療法
 IV 損傷を予防するための姿勢制御能力の獲得
4 サッカー
 I 競技に特有な姿勢とその制御
 II 損傷の特徴と発生のメカニズム
 III 競技復帰に向けた姿勢制御能力を改善するための運動療法
 IV 損傷を予防するための姿勢制御能力の獲得
5 走競技
 I 競技に特有な姿勢とその制御
 II 損傷の特徴と発生のメカニズム
 III 競技復帰に向けた姿勢制御能力を改善するための運動療法
 IV 損傷を予防するための姿勢制御能力の獲得
IV章 生涯期の姿勢制御
1 乳児の姿勢
 I 胎児の姿勢変化
 II 新生児
2 幼児の姿勢
 I 幼児期の運動発達における姿勢の変化
 II 幼児期の立位姿勢制御の発達
3 成人の姿勢
 1)成人の座位・立位姿勢の意義と制御
 I 成人の座位・立位姿勢の意義と姿勢制御
 II 成人の立位姿勢制御
 III 成人の座位姿勢制御
 2)座位保持制御と活動
 I 座位と坐位の違い
 II なぜ椅子座位の時間が増大したのか
 III 座位保持に必要な要因
 IV 良い座位姿勢の条件
 V ボール座位による骨盤移動
 VI 座位姿勢とリーチ活動
 VII 座位姿勢と食事動作
 VIII 座位姿勢と更衣動作
 IX 机上作業の作業種目と机上面高
 X 机上活動における上肢の平面作業域
 3)立位位置の知覚と感覚情報
 I 立位位置の知覚能
 II 立位位置の知覚と感覚情報
 III まとめ
4 高齢者の姿勢
 1)高齢者の姿勢の特徴とその制御
 I 姿勢の変化
 II 姿勢バランス
 2)高齢者の座位姿勢と骨盤の傾き
 I 高齢者の座位姿勢の特徴
 II 座位姿勢における骨盤の可動性
 III 座位姿勢の制御と感覚情報との関係
V章 生物の進化と姿勢制御
1 甲殻類の姿勢
 I 姿勢制御の動物学
 II 進化における位置づけ
 III 姿勢制御の特徴とメカニズム
 IV ヒトの姿勢制御メカニズムとの関連性
 V おわりに
2 ‌四足動物の姿勢─歩行運動時の姿勢─
 I 四足動物の上陸
 II 四足動物の体
 III 哺乳類の四肢と脊柱
 IV 姿勢制御システム
 V 四足動物とヒト
 VI まとめ
3 類人猿の姿勢制御
 I 進化における位置づけ:類人猿とは
 II 姿勢制御の特徴とメカニズム
 III ヒトの姿勢制御メカニズムとの関連性
索引