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臨床ハンドセラピィ
筆頭著者 坪田 貞子 (編)
文光堂
電子版ISBN
電子版発売日 2021年12月20日
ページ数 310
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-8306-4386-6
印刷版発行年月 2011年9月
書籍・雑誌概要
手の外科領域におけるハンドセラピィの装具療法を含めた基本的な介入方法を臨床実践に即してまとめた1冊.臨床でハンドセラピィを実践している,またはこれから始めようとしている人のために日常臨床で遭遇するハンドセラピィをわかりやすく解説.3章の疾患別プロトコルでは「私たちのハンドセラピィ・プロトコル」として札幌医科大学で行われているハンドセラピィを豊富なイラストと簡潔な解説を図表にして展開している.
目次
I.ハンドセラピィとは
1.ハンドセラピィとは
II.ハンドセラピィに必要な基礎知識
1.手の解剖
2.介入の原則
3.評価の原則
4.スプリント療法の原則
5.物理療法
6.心理的支持・ケアの原則
III.疾患別プロトコル
1.骨折・脱臼・靭帯損傷
①基節骨骨折・中手骨骨折ー保存的治療(Burkhalter法)と観血的治療ー
②舟状骨骨折
③橈骨遠位端骨折
④TFCC損傷・尺骨突き上げ症候群
⑤肘関節側副靭帯損傷
⑥肘頭骨折
⑦上腕骨骨幹部骨折
⑧腱板断裂
2.末梢神経損傷
①尺骨・正中・橈骨神経損傷ー保存・修復後と知覚再教育ー
②腕神経叢麻痺
3.絞扼神経障害
①胸郭出口症候群ー保存療法によるアプローチー
②手根管症候群ー保存療法によるアプローチー
③肘部管症候群
4.腱損傷
①伸筋腱損傷(縫合後)
②手指の屈筋腱損傷-腱修復後の早期運動療法-
③手指再接着
④機能再建
5.人工関節
①肘関節
②手指MP関節
6.手根不安定症
7.手指の変形ー保存療法としての装具療法ー
8.関節症
①母指CM関節症
②変形性肘関節症ー保存療法としての術後療法ー
9.腱鞘炎
①ドケルバン病ースプリント療法によるアプローチー
②ばね指ースプリント療法によるアプローチー
10.テニス肘
11.デュピュイトラン拘縮
12.フォルクマン拘縮(阻血性拘縮)
13.複合性局所性疼痛症候群
14.先天異常
15.熱傷
16.音楽家の手の障害
IV.付録
1.評価用紙
2.ホーム・エクササイズ
3.ハンドセラピィに必要な機器
索引