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プロセスモデルで読み解く作業療法

プロセスモデルで読み解く作業療法
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筆頭著者 吉川 ひろみ 鈴木 洋介 (著)

シービーアール

電子版ISBN

電子版発売日 2020年4月27日

ページ数 124

判型 A5

印刷版ISBN 978-4-908083-44-0

印刷版発行年月 2019年9月

DOI https://doi.org/10.32208/9784908083440

書籍・雑誌概要

―宮殿を飛び出したお姫様が、たった一日、作業療法を受けるとしたら?
不朽の名作映画「ローマの休日」から作業療法のプロセスを読み解く。
プロセスモデルによる作業療法が、クライエントの人生を輝かせる。

Anne G.Fisher先生の最新の「POWERFUL PRACTICE: A Model for Authentic Occupational Therapy (2019)」に則った決定版。

目次

1.作業療法プロセスの特徴
1)クライエント中心
  ①作業焦点
  ②作業基盤
2)文脈
  ①作業の文脈
  ②作業療法が行われる文脈
3)協働
4)順不同

2.評価
1)トップダウンアプローチ
2)作業
  ①面接による評価法
  ②写真やイラストを使った評価法
  ③活動リスト
3)作業遂行
  ①遂行
  ②社会交流
4)評価結果の解釈
5)目標と計画

3.作業による介入
1)発達と回復を促す作業
  ①発達段階に基づく理論
  ②疾患別の治療理論
2)代償による作業の可能化
  ①環境調整
  ②道具の工夫
  ③介助者教育
  ④課題調整
3)習得による作業の可能化
  ①行動療法
  ②コアップ

4.成果
1)心身機能の向上
2)活動と参加の促進
3)作業の可能化
4)社会の変化

5.リーズニング
1)リーズニングの種類
  ①手続き的リーズニング
  ②叙述的リーズニング
  ③相互交流的リーズニング
  ④状況的リーズニング
  ⑤実際的リーズニング
  ⑥倫理的リーズニング
2)理論の役割

6.事例から学べること
事例1  二十日大根を育てる
事例2  料理人として
事例3  食事介助を楽にするには
事例4  ケアを求めているのは
事例5  安心をもたらした役割
事例6  みんなでおやつ作り
事例7  ホットケーキを作った後
事例8  寿司職人の気概
事例9  作業よりリハビリ
事例10 「手が動くように」と言われても
事例11 そろばんの先生
事例12 日常を楽しくするには
事例13 世界を広げたSNS
事例14 デイサービスで作り上げた個人の日常

資料 各プロセスモデルの比較

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