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膵癌早期診断実践ガイド
筆頭著者 花田 敬士 (編)
文光堂
電子版ISBN
電子版発売日 2022年4月4日
ページ数 152
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-8306-2103-1
印刷版発行年月 2018年4月
書籍・雑誌概要
膵癌は極めて予後不良な悪性腫瘍で,死亡者数は年々増加しており,予後改善のためには,微小膵癌のうちに早期診断する必要がある.本書では,微小膵癌を発見するための,膵臓の精査を勧めるべき患者を見分けるポイント,画像診断のポイントについて,膵癌早期診断研究会の中心的メンバーが余すところなく解説.実際の早期診断例や各地での早期診断の取り組みも掲載しているので,早期診断の実践に向け,ぜひご活用いただきたい.
目次
早期の膵癌(上皮内癌)の病理アトラス
第1章 膵癌早期診断のために必要な知識
1 膵癌の疫学
2 膵癌の危険因子
3 膵囊胞性病変(IPMNを含めて)と膵癌
4 早期の膵癌の遺伝子学的特徴
5 早期診断に関する膵癌診療ガイドライン2016年版のポイント
第2章 膵癌早期診断の実践
1 かかりつけ医における実践
A 気を付けたい臨床徴候
B 行うべき血液検査
C 腹部USのポイント
D 中核病院で精査すべき病態とは?
2 中核病院での画像検査と所見の特徴
A 膵精密US
B CT
C MRI(MRCP)
D EUS(観察)
E EUS-FNA
F ERCP
コラム 膵液細胞診,EUS-FNA検体の判定
コラム MRI(MRCP)を用いた膵管撮像
第3章 早期診断された膵癌症例
1 造影CTを契機に発見された膵上皮内癌
2 慢性膵炎の経過観察中に発見された多発性膵上皮内癌
3 検診でのCTを契機に発見された微小膵癌
4 検診での腹部USを契機に発見された微小膵癌
第4章 膵癌早期診断に向けての病診連携の取り組み
1 尾道市医師会膵癌早期診断プロジェクト
2 大阪市北部早期膵癌プロジェクト
3 山梨県の実践
4 岸和田葛城プロジェクト
索 引