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ケースで学ぶ
実践!水・電解質診療
多様な臨床現場でこう考える!こう治療する!
筆頭著者 和田 健彦 (編)
文光堂
電子版ISBN
電子版発売日 2022年6月20日
ページ数 248
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-8306-2065-2
印刷版発行年月 2022年6月
書籍・雑誌概要
日常臨床に潜み,あらゆる臨床現場で遭遇する水・電解質・酸塩基平衡異常.その対応は決して腎臓内科医だけが担うわけではない.本書は,内科の様々な分野における水・電解質異常について考え方と対応のポイントを症例ベースで解説する.押さえておくべき生理学的知識と体液・各電解質異常に関する病態・診断・治療についての解説とあわせて,一冊で各臨床領域における水・電解質異常診療について理解を深められるよう網羅した.
目次
第Ⅰ章 水・電解質診療の理論と実践
1.体液量はどのように一定に保たれるか?
溢水(うっ血性心不全)のみかた
溢水(ネフローゼ症候群)のみかた
脱水(体液量減少)のみかた
2.血清Na濃度はどのように一定に保たれるか?
低Na血症のみかた
高Na血症のみかた
3.血清K濃度はどのように一定に保たれるか?
低K血症のみかた
高K血症のみかた
4.血清Ca・P・Mg濃度はどのように一定に保たれるか?
高Ca血症のみかた
低Ca血症のみかた
P代謝異常のみかた
Mg代謝異常のみかた
5.酸塩基平衡はどのように保たれるか?
代謝性アシドーシスのみかた
代謝性アルカローシスのみかた
第Ⅱ章 各臨床領域における水・電解質異常診療のポイント
1.どのような症状・所見に遭遇したら水・電解質・酸塩基平衡異常を疑うか?
2.高齢者診療における水・電解質異常
3.がん診療における水・電解質異常
4.循環器疾患と水・電解質異常
5.感染症診療における水・電解質異常
6.熱中症と水・電解質異常
7.摂食障害/refeeding症候群と水・電解質異常
8.遺伝子異常による水・電解質異常
9.医原性・薬剤性の水・電解質異常
10.消化器(肝臓)領域における水・電解質異常
11.呼吸器疾患と水・電解質異常
12.血液疾患と水・電解質異常
13.リウマチ・膠原病領域における水・電解質異常
14.糖尿病診療における水・電解質異常
15.内分泌診療における水・電解質異常
16.透析診療における水・電解質異常
17.腎移植患者における水・電解質異常
索引