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POC心エコーマニュアル
Point of Careで症状から考える心臓超音波検査
筆頭著者 柴山 謙太郎 (著)
文光堂
電子版ISBN
電子版発売日 2022年3月28日
ページ数 122
判型 ポケット
印刷版ISBN 978-4-8306-1942-7
印刷版発行年月 2018年3月
書籍・雑誌概要
心エコー検査は超音波検査の中でも難易度の高い検査法であるが,必要最低限の断面を撮るだけでも診断に大きく近づく検査法でもある.救急や外来の診療現場で,聴診器のようにエコープローブを持ち,本書に提示した断面を1,2枚撮るだけで次ぎの処置への迅速な判断が可能となる.緊急性の高い循環器疾患に対して,Point of Careで使う心エコーは心強いアイテムとなる.現場に則した内容構成で,白衣ポケットに必携の1冊.
目次
STEP●1 POCで撮る! 心エコー図断面
1.エコープローブの種類
2.体位と呼吸
3.POC心エコー
4.心エコーのアプローチ
5.基本断面
6.ドプラ法
STEP●2 POCで活かす! 身体所見のとり方
1.身体所見の意味
2.四肢末梢
3.頸 部
4.胸 部
5.腹 部
6.聴 診
STEP●3 POCで考える! 症状から導く鑑別
1.ショック
2.胸 痛
3.失 神
4.動 悸
5.呼吸苦・浮腫
STEP●4 POCで診る! 心エコー図診断
FCU
1.FCUチェックポイント
2.病態評価からの診断のながれ
TTEL 疾患各論
A 急性心不全
B 虚血性心疾患
1.急性冠症候群(ACS)
2.労作性狭心症(AP)
C 弁膜症
1.大動脈弁狭窄(AS)
2.急性大動脈弁逆流(AR)
3.急性僧帽弁逆流(MR)
D 心筋症
1.閉塞性肥大型心筋症(HOCM)
2.拡張型心筋症(DCM)
3.たこつぼ型心筋症
E 感染・腫瘍
1.急性心筋炎
2.感染性心内膜炎(IE)
3.心臓粘液腫
F 血管疾患
1.急性大動脈解離(AD)
2.肺血栓塞栓症(PTE)
G 心タンポナーデ
Appendix 心エコー図の基準値
1.心臓サイズ
2.弁膜症の重症度評価
文 献
索 引