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生理学テキスト 第9版
筆頭著者 大地 陸男 (著)
文光堂
電子版ISBN
電子版発売日 2022年12月23日
ページ数 560
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-8306-0231-3
印刷版発行年月 2022年12月
書籍・雑誌概要
医・薬学系学生向けの生理学教科書の定本である好評書が5年ぶりに大改訂.人体機能全般を体系的に扱った教科書であり,生理学を学ぶすべての学生に役立つ内容.今回の改訂では「感覚系」と「腎機能」の章をより理解しやすいように整理し再構成している.また,最新の知見を盛り込み,新図を作成して差し替えるなど,全面的に内容を見直し,初版からの「わかりやすさ」をさらに追求した.
目次
1章 細胞の環境,構造,機能調節
1.細胞の環境
2.細胞の構造と構造機能相関
3.細胞膜を通過する物質移動
4.細胞機能調節のメカニズム
5.遅い時間経過の調節
2章 活動電位およびイオンチャネル
1.刺激と興奮
2.膜電位
3.興奮発生と膜電流
4.興奮伝導
5.イオンチャネルの構造と機能
3章 骨格筋の収縮
1.骨格筋の種類と構造
2.筋線維の構造
3.筋収縮
4.興奮収縮連関
5.筋収縮力学
6.筋のエネルギー発生
7.骨格筋の分類:速筋と遅筋
4章 シナプス伝達
1.神経筋伝達
2.中枢神経系のシナプス伝達
3.神経伝達物質
4.中枢のシナプス伝達
5.シナプス伝達の可塑性
5章 自律神経系
1.自律神経系の構成と作用
2.自律神経系の受容体
6章 運動系
1.脊 髄
2.脳 幹
3.小 脳
4.大脳基底核
5.大脳皮質
7章 感覚系
1.体性感覚
2.味 覚
3.嗅 覚
4.聴 覚
5.前庭感覚
6.視 覚
8章 脳の統合機能
1.大脳皮質の構造と機能
2.大脳辺縁系と視床下部
3.上行性覚醒系
4.睡眠と覚醒
5.脳 波
6.学習と記憶
9章 血 液
Ⅰ.血漿および血漿タンパク質
1.アルブミン
2.グロブリン
Ⅱ.赤血球
1.赤血球の数,容積,Hb量
2.赤血球の産生
3.赤血球形成に必要なビタミン
4.ヘモグロビンの構造と機能
5.溶 血
6.ビリルビンの生成と排出
7.鉄代謝
Ⅲ.白血球
1.白血球の種類
2.白血球の産生
3.好中球とマクロファージの働き
4.免 疫
Ⅳ.血液型
1.ABO式血液型
2.Rh式血液型
3.輸 血
Ⅴ.血小板による止血
1.血小板の起源,形態,数
2.血小板血栓の形成
Ⅵ.血液凝固
1.血液凝固機序
2.凝固阻止作用
3.血友病
4.線維素溶解
10章 心 臓
1.心臓の構造
2.心臓内興奮伝播と自動性
3.心筋細胞の膜電位
4.心筋細胞の膜電流
5.自律神経による調節
6.心臓の異常電気活動
7.心電図
8.心筋の収縮
9.心臓の収縮
11章 循 環
1.全身各部の血流量
2.血管系の機能的区分
3.血行力学
4.静脈還流
5.動脈血圧
6.微小循環
7.血管平滑筋
8.循環調節
9.特殊部位の循環
10.リンパ循環
12章 呼 吸
1.肺の構造
2.気道の機能
3.呼吸運動
4.肺容量
5.呼吸力学
6.肺のガス交換
7.換気と血流の適合
8.血液による呼吸ガスの運搬
9.呼吸運動の調節
13章 消化と吸収
1.消化管の構造と神経支配
2.消化管のペプチド性修飾物質
3.消化管の運動
4.消化液の分泌
5.食物の消化と吸収
14章 内分泌
1.ホルモン
2.ホルモンの生成と放出
3.ホルモンの作用機序
4.視床下部による内分泌制御
5.下垂体
6.松果体
7.副腎髄質と副腎皮質
8.甲状腺
9.膵臓の内分泌機能
10.カルシウムおよび骨の生理学
11.性ホルモン
15章 生 殖
1.性の分化と発達
2.男性生殖生理
3.女性生殖生理
16章 腎機能
1.腎臓の機能的構造
2.糸球体濾過の機序
3.クリアランスによる腎機能の評価
4.尿細管における再吸収と分泌
5.尿の濃縮と希釈
6.体液の浸透圧・量および組成の調節
7.排 尿
8.酸塩基平衡
17章 日常の生理学:代謝,体温,運動
Ⅰ.栄養素の代謝
1.栄養素の摂取
2.栄養素の物質代謝
Ⅱ.エネルギー代謝
1.エネルギーの単位
2.エネルギー平衡
3.熱量測定
4.呼吸商
5.代謝率
Ⅲ.体 温
1.体温の分布と周期的変化
2.熱放散
3.熱産生
Ⅳ.サーカディアンリズム
1.サーカディアンリズムと光
2.生物時計の分子メカニズム
3.時計遺伝子と物質代謝および代謝性疾患
Ⅴ.運動の生理学
1.運動と筋肉
2.運動時人体機能
索 引