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ICU医の素 By system×重症患者管理レシピ
筆頭著者 太田 啓介 (著)
静岡県立総合病院 集中治療センターセンター長 集中治療科/ 急変対応科
金芳堂
電子版ISBN
電子版発売日 2024年3月29日
ページ数 310
判型 B6変
印刷版ISBN 978-4-7653-1986-7
印刷版発行年月 2024年3月
書籍・雑誌概要
重症患者の疾患・病態に対しては「By system」という同一フォーマットを用いた系統的・横断的な評価・管理が重要なのはよく知られています.本書はBy systemを切り口に,疾患を問わない共通知識である基礎編,CU症例の8割+αを収録した各論の2部構成でICU管理の土台/備忘録としてコンパクトに持ち運べて知りたい内容をすぐに見返すことができ,コモンな重症患者の評価・管理のレシピがひと目でわかる.
目次
はじめに
基礎編 ICU×By system:重症管理の基本レシピ
・By system One-page 疾患に関わらず基本共通な管理
・鎮静鎮痛/意識
・呼吸/レスピ
・循環
・腎臓
・In/out
・電解質
・肝胆膵
・血液/凝固
・感染
・栄養/消化管
・血糖/内分泌
・予防(DVT,潰瘍,リハ)
実践編 ICU×By system:疾患別アレンジレシピ
1.動脈瘤性くも膜下出血(aneurysmal subarachnoid hemorrhage:aSAH)
2.脳出血
3.外傷性脳損傷
4.てんかん重積状態
5.心停止蘇生後
6.急性呼吸不全/ARDS(acute respiratory distress syndrome,急性呼吸窮迫症候群)
7.心臓血管外科術後
8.心原性ショック(cardiogenic shock:CS)
9.敗血症性ショック(septic shock)
10.急性重症膵炎
11.急性肝不全(Acute Liver Failure:ALF)/慢性肝不全急性増悪(Acute-on-Chronic Liver Failure:ACLF)
12.脳死ドナー管理
おかわりレシピ
気管切開のタイミング
急性期入院患者における急性心房細動(atrial brillation:AF)について
NOMI(non-occlusive mesenteric ischemia,非閉塞性腸管虚血)について
周術期抗血栓治療マネジメント
脳浮腫/頭蓋内圧(intracranial pressure:ICP)亢進の対応
発作性交感神経過活動(paroxysmal sympathetic hyperactivity:PSH)
心臓胸部術後のvasoplegic syndrome
腹部コンパートメント症候群(abdominal compartment syndrome:ACS)