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ガイドラインに基づく 胎児心エコーテキスト 精査・臨床編-診断・病態把握・治療指針決定のために-
筆頭著者 稲村 昇 (監)
近畿大学医学部小児科学教室/日本胎児心臓病学会理事
金芳堂
電子版ISBN
電子版発売日 2023年4月19日
ページ数 244
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-7653-1951-5
印刷版発行年月 2023年4月
書籍・雑誌概要
日本胎児心臓病学会が発表している『胎児心エコー検査ガイドライン』で示されているレベルⅡ(心精査)の解説に加え,アメリカ心臓病学会より発行された診断治療指針を参考に,先天性心疾患の診断・治療における胎児心エコーの実際までを盛り込んだ内容.胎児心エコーで診断できる先天性心疾患について,疾患ごとに,疾患概要・胎児血行動態・エコーによる病態把握・正確な診断・治療法(出生後も含む)などの構成で解説した.
目次
Ⅰ レベルⅡ胎児心エコーの基礎知識
1 胎児心エコーにおける基本断面
2 基本断面における異常所見
3 ドプラ
4 その他の高度な機能
5 胎児心機能評価
Ⅱ 胎児期に進行する疾患
6 左心低形成症候群
7 完全大血管転位
8 総肺静脈還流異常症
9 Ebstein病
10 大動脈弁狭窄
11 Fallot四徴兼肺動脈弁欠損
Ⅲ 新生児期に発症する疾患
12 単心室 無脾・多脾症候群
13 三尖弁閉鎖
14 総動脈幹遺残
15 肺動脈閉鎖・心室中隔欠損
16 純型肺動脈閉鎖
17 大動脈肺動脈窓
18 大動脈弓離断
Ⅳ 乳児期に発症する心疾患
19 心内膜床欠損
20 Fallot四徴
21 大動脈縮窄
22 修正大血管転位
23 心室中隔欠損
Ⅴ その他の心疾患
24 血管輪
25 胎児動脈管早期閉鎖
26 静脈管欠損
27 心筋症
28 心臓腫瘍
Ⅵ 胎児不整脈
29 胎児不整脈の診断方法
30 完全房室ブロック
31 先天性QT延長症候群
32 頻拍性不整脈
Ⅶ 胎児心疾患と出生後の対応