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生物と生命倫理の基本ノート 第3版

「いのち」への問いかけ

生物と生命倫理の基本ノート 第3版
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筆頭著者 西沢 いづみ (著)

金芳堂

電子版ISBN

電子版発売日 2023年11月27日

ページ数 146

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-7653-1749-8

印刷版発行年月 2018年3月

DOI https://doi.org/10.50910/9784765317498

書籍・雑誌概要

「人間とは何か」、「いのちとは何か」人間が有史以来問い続けてきた意味を考え追求する、生物と生命倫理の入門書である。前半では、生物に関する基本的な基礎知識を中心に、生物がもつ機能やシステムを分子レベルで解説した。後半ではさまざまな生命倫理の課題をとりあげ、医療技術の目的や倫理問題を考察しながら「科学や技術」と「いのち」との関わりについて述べた。また全章にわたって質問形式を採用、さらにDiscussionの頁を設け、討論課題を中心とした内容となっている。著者からの問いかけや討論課題を元に実際に議論を交わすことで、自分の考えを明確に自覚し、同時に他の人の考え方を知り、尊重し、耳を傾けるという姿勢を学ぶことができるようにした。この1冊で生物学の基礎を習得し、現代医療に視点をおいて生命倫理と医療倫理の諸問題を深く考え多くを学べるテキストである。

目次

1章 あなたにとって「いのち」とは
2章 ヒトも生きものの一員である
3章 生命をつくりだす場「細胞」と情報源「DNA」
4章 遺伝子を探る、知る、操作する―遺伝性疾患
5章 遺伝子を探る、知る、操作する―ヒトゲノム解析と遺伝子操作
6章 いのちを守るための原則と生命倫理の課題
7章 医療資源の配分―誰が生き、誰が死ぬのか―
8章 生殖補助技術―子は授かるものから、つくるものへ―
9章 胎児を探る、受精卵を探る―子はつくるものから、つくられるものへ―
10章 「こうのとりのゆりかご」と養子縁組
11章 受精卵や胎児はいつから「ひと」になるのでしょうか
12章 人の死とは
13章 人の死―脳死と臓器移植―
14章 人の死―安楽死と尊厳死―

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