書籍を検索します。雑誌文献を検索する際には「雑誌文献検索」を選択してください。

検索

カテゴリから選ぶ

子どもの診かた、気づきかた

小さな異変もこぼさず拾える!

子どもの診かた、気づきかた
本文を見る
  • 有料閲覧

筆頭著者 岡本 光宏 (著)

じほう

電子版ISBN

電子版発売日 2022年1月10日

ページ数 196

判型 A5

印刷版ISBN 978-4-8407-5390-6

印刷版発行年月 2021年11月

DOI https://doi.org/10.34497/9784840753906

書籍・雑誌概要

●ポイントがわかれば、よくある症状にあたふたしない!
●子どもの症状から診断までのロジック、必要な検査や鑑別疾患などを徹底解説

子どもは自分ではうまく症状を説明できないもの。見落としのない診断はハードルが高いと感じることはありませんか?
好評書『小児科ファーストタッチ』に続く、小児科診療を楽しく学ぶ書籍の第2弾! 症状から診断までのロジックや、見逃したくない疾患に気づくために必要な検査や鑑別疾患などを会話形式で徹底解説しました。「小児科ってこんなにシンプルなのか!」と目から鱗が落ちること間違いなしの1冊です。「実際どうなの?」と普段はなかなか聞けない疑問も丁寧に深掘りし、また、随所にあるクイズを通して理解度を確認できます。最初から読み通すもよし、不正解だったページから読み込むもよし。岡本ワールド全開の本書をぜひお楽しみください。

目次

第1章 発熱
Day 1  風邪らしくない経過
Day 2  重症な発熱
Day 3  発熱以外の所見がない
Day 4  生後3カ月未満の発熱
Day 5  肺炎かもしれない聴診所見
Day 6  肺音の聴き分け方
Day 7  迅速検査が必要な所見
Day 8  咽頭で診るべき場所
Day 9  中耳炎が疑われる鼓膜所見
Day 10  発熱へのファーストタッチ
BrushUp 発熱の腕試しテスト

第2章 呼吸器
Day 11  緊急性の高い咳
Day 12  3週未満の咳
Day 13  3週以上続く咳
Day 14  抗菌薬が必要な咳
Day 15  長引く鼻汁
BrushUp 呼吸器の腕試しテスト

第3章 消化器
Day 16  腹痛でまずすること
Day 17  虫垂炎かもしれない腹痛
Day 18  胃腸炎らしくない下痢
Day 19  注意すべき嘔吐
Day 20  脱水への救急対応
BrushUp 消化器の腕試しテスト

<コラム>ここが気になる! 子ども診療のギモン
◆解熱薬で熱が下がらなかった場合って重症ではないんですか?
◆生後3カ月未満でも尿路感染であれば髄液検査は省けますか?
◆泣きやんでくれず、聴診ができないときはどうすればいいですか?
◆Centor criteria(溶連菌性咽頭炎スコア)は、小児科でも使えますか?
◆喘息診断の手がかりとなる「アトピー素因」ってなんですか?
◆なぜ抗ヒスタミン薬による鼻炎の診断的治療って難しいんですか?
◆小児科研修のアドバイス! 有意義な研修には準備が必要
◆そもそも下痢ってどう定義されているんですか?
◆嘔吐のとき、迅速検査はしたほうがいいですか?