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困っている子をほめて育てる

ペアレント・トレーニングガイドブック 第2版

活用のポイントと実践例

ペアレント・トレーニングガイドブック 第2版
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筆頭著者 岩坂 英巳 (編著)

じほう

電子版ISBN

電子版発売日 2021年9月13日

ページ数 376

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-8407-5357-9

印刷版発行年月 2021年6月

DOI https://doi.org/10.34497/9784840753579

書籍・雑誌概要

●「困った子」ではなく、「困っている子」を「ほめて育てる」
●より実践的なペアレント・トレーニングテキストの本邦最新版

初版発刊以降、家族支援が重要視され、厚生労働省「発達障害児者および家族等支援事業」において都道府県・市町村でのペアレント・トレーニング(ペアトレ)の推進がおこなわれるなどペアトレをとりまく状況は大きく変わってきました。
本書では、各機関(保健センター、療育機関、家族会、児童相談所など)において、さまざまな障害のある(可能性のある)子どもたちの親にペアトレをおこなう際の具体的なノウハウ、運営時のポイントを各専門家が紹介しています。9年ぶりの改訂となる第2版では、「日本ペアレント・トレーニング研究会」が推奨してきた「基本プラットホーム」の概要、ペアトレの父親参加(パパトレ)、発達(障害者)支援センターにおける実施の工夫などを追加するなど最新の知見に基づく大幅な見直しをおこないました。

目次

▶第1章 ペアレント・トレーニングとは
①国内での歩み
②目的
③対象
④内容
⑤ペアレント・トレーニングを活かすために

▶第2章 ペアレント・トレーニングの誤解
①ペアトレの基礎にある行動療法は飴と鞭である
②ペアトレとは親を訓練,指導するものである
③ペアトレに副作用はない
④無視は冷たい感じがする
⑤ペアトレのインストラクターは難しい

▶第3章 標準版プログラムの各セッションのポイント

▶第4章 セッション運営時のポイント -インストラクターとなるために-
①開始前
②開始時
③前半時期(第2回~第5回)
④後半時期(第6回~第9回)
⑤終了時(第10回)および終了後
⑥グループ運営
⑦宿題について
⑧良いところ探しやほめることについて
⑨参加者(メンバー)の葛藤など
⑪その他のよくある疑問

▶第5章 基本プラットホーム
①基本プラットホームとは
②コアエレメント
③運営の原則
④実施者の専門性

▶第6章 短縮版プログラム(幼児版)

▶第7章 学校版プログラム(ティーチャー・トレーニング)
①学校版
②幼児版

▶第8章 子どもと親の特性に応じた工夫
①ASD タイプへの取り組み
②虐待予防と養育者支援の観点から
③思春期

▶第9章 実施機関に応じた工夫
①保健センター・療育機関
②家族会
③児童相談所
④発達障害者支援センター・発達支援センター

▶第10章 ペアレント・トレーニングの可能性
①ペアレント・トレーニングをもとにした発達支援
 ~沖縄県の取り組みから~
②ペアレント・トレーニングの今後の展開に寄せて
 ~20年を振り返って~
③グループワークで大切にしたいこと
④ペアレント・トレーニングへの父親参加

▶資 料
資料1 募集・開始時の様式例
資料2 標準版レジュメ
資料3 幼児版レジュメ
資料4 学校版ティーチャー・トレーニングレジュメ
資料5 幼児版ティーチャー・トレーニングレジュメ
資料6 子育て啓発パンフ例
資料7 講座の流れ&グループワークのすすめ方

用語解説
おわりに
索  引

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