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腫瘍循環器診療 実践トレーニング
メジカルビュー社
電子版ISBN
電子版発売日 2024年3月11日
ページ数 240
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-7583-2214-0
印刷版発行年月 2024年3月
書籍・雑誌概要
注目が高まる腫瘍循環器学の新しいガイドラインや知見を臨床現場でどう活かすか,シチュエーションごとに解説。さらに,症例問題を解くトレーニング形式で何に注意すべきか,またガイドラインに載っていない場合も含めて対応を解説。
豊富な図解でビジュアルに理解できる紙面に,最新の話題やTips,コラムも満載で読み応え十分!
『腫瘍循環器診療ハンドブック』の姉妹編。
目次
1章 がん治療を始める前に
1 CTR-CVTとは 筒井裕之
2 がん治療前のリスク評価をどう行う? 森 繭代・大須賀 穣
3 がん手術前の心血管評価をどう行う? 中村真潮
4 CTR-CVTをどう防ぐ? 保田知生
5 腫瘍循環器診療における連携はどう行う? 大倉裕二
6 特別に配慮が必要な患者群の腫瘍循環器診療はどうする? 石井正紀・秋下雅弘
2章 がん治療に関連する心血管合併症とモニタリング
1 アントラサイクリン系薬剤はなにに気を付ける? 中川 仁・斎藤能彦
2 抗HER2薬はなにに気を付ける? 能勢 拓・南 博信
3 血管新生阻害薬はなにに気を付ける? 宮﨑彩記子・南野 徹
4 多発性骨髄腫はなにに気を付ける? Robert Zheng・西條良仁・佐田政隆
5 チロシンキナーゼ阻害薬はなにに気を付ける? 畠 清彦
6 免疫チェックポイント阻害薬はなにに気を付ける? 猪又孝元
7 放射線治療はなにに気を付ける? 石田隆史・及川雅啓・小林 淳・竹石恭知
8 代謝拮抗薬(ピリミジン代謝拮抗薬)はなにに気を付ける? 大迫亮介・田中敦史・野出孝一
9 BRAF阻害薬/MEK阻害薬はなにに気を付ける? 吉田裕也・高橋雅信・石岡千加史
10 造血幹細胞移植はなにに気を付ける? 安藤寿彦・木村晋也
11 前立腺がんに対するホルモン療法はなにに気をつける? 田尻和子
12 ALK阻害薬やEGFR阻害薬はなにに気を付ける? 植田智美・赤澤 宏
13 CAR-T細胞療法はなにに気を付ける? 矢野真吾
14 サイクリン依存性キナーゼ阻害薬(CDK4/6阻害薬)はなにに気を付ける? 田村研治
15 乳がんに対するホルモン療法はなにに気を付ける? 石場俊之・戸井雅和
3章 がん/がん治療に関連する心血管合併症のマネジメント
1 心血管合併症を発症した患者の治療継続,減量,中止の判断をどう行う? 加藤 浩
2 がん治療関連心機能障害(CTRCD)の診断治療をどう行う? 坂本二郎・泉 知里
3 がん治療関連心機能障害(CTRCD)の一次予防に有効な薬剤は? 木岡秀隆・坂田泰史
4 心筋炎の診断治療をどう行う? 及川雅啓
5 たこつぼ症候群の診断治療をどう行う? 泉田俊秀・絹川弘一郎
6 虚血性心疾患とがん治療 石坂信和
7 末梢動脈疾患の診断治療をどう行う? 清水優樹・室原豊明
8 高血圧症の診断治療をどう行う? 長谷部智美・長谷部直幸
9 不整脈の診断治療をどう行う? 庄司正昭
10 肺高血圧症の診断治療をどう行う? 赤木 達・伊藤 浩
11 肺腫瘍血栓性微小血管症(PTTM)の診断治療をどう行う? 谷口 悠・平田健一
12 静脈血栓塞栓症(VTE)の治療をどう行う? 野中顕子
13 心タンポナーデの診断治療をどう行う? 佐藤希美
14 心臓腫瘍の診断治療をどう行う? 石坂 傑・安斉俊久
4章 がんサバイバーシップ
がんサバイバーにはなにに気を付ける? 川村眞智子
付録
1 がん治療薬によるCTR-CVTの一覧 渋谷悠真
2 有害事象共通用語規準(CTCAE)における心血管合併症一覧 照井康仁
3 腫瘍循環器領域の主な情報(アップデート) 向井幹夫
Column
1 腫瘍循環器学のあゆみ 向井幹夫
2 「がんも,循環器も」―腫瘍循環器学への期待― 清水千佳子
3 腫瘍循環器学の未来 佐瀬一洋
4 腫瘍循環器医の日常 福田優子
5 腫瘍循環器学のキャリア形成 岡 亨
6 腫瘍循環器外来でしばしば経験するそのほかの病態 野中顕子