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もったいない患者対応

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筆頭著者 山本 健人 (著)

じほう

電子版ISBN

電子版発売日 2020年6月15日

ページ数 160

判型 A5

印刷版ISBN 978-4-8407-5284-8

印刷版発行年月 2020年4月

DOI https://doi.org/10.34497/9784840752848

書籍・雑誌概要

●外科医けいゆう先生の“トラブらない”テクニック
●医師必読。いつもの問診が、診察が、治療が、いつもよりスムーズに進むようになる
●患者さんとのやりとりが楽になる「ほんの一言」の工夫

「ほんの一言」変えるだけ。それだけで診療は劇的に楽になる。「外科医けいゆう」こと山本健人先生が、患者さんと真摯に向き合ってきた経験をもとに、“診療をスムーズに進めるテクニック”をたっぷり解説。
「言っておけばよかった一言」や「スマートに聞き出す一言」など、誰も教えてくれなかった”超”実践的なスキルで、あなたも明日からトラブル知らず。

目次

Chapter 1 わかりやすさのコツ
01 どうすればわかりやすく話せる?
02 相手が退屈しない話し方をするには?
03 治療に対する不安を軽くさせるには?

Chapter 2 言っておけばよかった一言
01 原因がわからなかったときに納得してもらうためには?
02 きちんと診察したのに、後日見逃しを疑われてしまった
03 経過が順調なときは再診しなくてもよいことを理解してもらうには?
04 心配で何度も受診してしまう患者さんにはなんて言えばよかった?
05 初診ではレントゲンに異常はなかったのに……
06 「抗生物質ください!」にはどう対応すべき?
07 ご家族に誤った情報が伝わってしまった
08 高齢患者さん、治療のリスクも必要性も理解してもらいたい!
09 緊急手術後の合併症に、ご家族から「聞いてない!」と怒られた……

Chapter 3 スマートに聞き出す一言
01 治療方針をなかなか選んでくれない患者さんへの対応は?
02 何を聞いてもあやふやな患者さん、どう聞き出せばいいの?
03 喫煙歴も飲酒歴も問診で聞いたのに、話が違う!
04 デリケートな質問の切り出し方がわからない

Chapter 4 言わないほうがいい一言
01 言ってませんか? 必要以上に責める「なんでこんな風になるまで放っておいたんですか?」
02 言ってませんか? 予想外の悪い検査結果に思わず「あ! これは……!」
03 言ってませんか? 一見印象のいい「精一杯がんばります!」
04 言ってませんか? 夜中の慢性的な症状の訴えに「なんでこんな時間にわざわざ?」
05 言ってませんか? 実はうまく伝わらない「バットで殴られたような痛みですか?」

Chapter 5 こんなとき、どうしたら?
01 「どのくらいで治る?」と聞かれたら?
02 わからないことがあったら?
03 他院で診断がついた患者さん、何に注意する?
04 電話で病状を相談されたら?
05 余命を問われたら

Chapter 6 けいゆう先生の現場で役立つつぶやき
01 「今日はどうされましたか?」の使い道はない?
02 その声、患者さんに聞こえてますよ
03 「お元気そうですね」に患者さんの顔が曇るワケ
04 「最初から他の病院に行けばよかった」と思わせない
05 “しなくてもいいこと”を言う
06 スクリーニング目的の検査結果、伝える? 伝えない?
07 伝わりそうで伝わらない病院の言葉
08 院内でくつろぐときは要注意
09 合併症が起こったときの理想的な対応とは?
10 出張・異動するとき、患者さんに何を伝える?
11 サプリメントや健康食品に関する相談への対応
12 他科へのスマートな業務依頼のしかた
13 カルテには患者さんの“プチ情報”を
14 カルテの診療記録によく見る間違い
15 SNSの投稿は患者さんも見ている