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入院時重症患者対応メディエーター養成テキスト
筆頭著者 日本臨床救急医学会 教育研修委員会 入院時重症患者対応メディエーター養成小委員会 (編集)
その他の著者等 監修:一般社団法人日本臨床救急医学会/一般社団法人日本クリティカルケア看護学会,編集協力:救急認定ソーシャルワーカー認定機構
へるす出版
電子版ISBN
電子版発売日 2023年5月24日
ページ数 104
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-86719-067-8
印刷版発行年月 2023年5月
書籍・雑誌概要
講習用資料を全面改訂・大幅増量待望の書籍化!! 講習受講者はもちろん,入院時重症患者対応メディエーターにかかわるすべての人へ
重症患者やその家族らと医療者の架け橋となって対話を促進し,意思決定支援を行う入院時重症患者対応メディエーター。その養成講習用テキストとして本書が誕生しました。入院時重症患者対応メディエーターが活躍し,重症患者に効果的な支援を行うためには多職種の理解が必須です。講習の受講者・修了者だけでなく,入院時重症患者対応メディエーターの役割を理解する必要のあるすべての医療関係者必読の一冊です。
・講習用資料を全面的に改訂!
・2022年度より新設の「重症患者初期支援充実加算」の説明を追加!
・対話の場の設定から視線の動きに至るまで,具体的なメディエーションスキルを解説!
※講習会の内容や日程など,最新の情報は入院時重症患者対応メディエーター養成講習ホームページをご覧ください。
目次
第Ⅰ章 重症患者の支援
1 重症患者の治療限界と意思決定支援
2 終末期医療(人生の最終段階における医療)に関するガイドライン
3 重症患者初期支援充実加算
第Ⅱ章 総論
1 入院時重症患者対応メディエーターの定義と役割
2 入院時重症患者対応メディエーターの養成と現場のサポート体制
3 入院時重症患者対応メディエーターが知っておくべき臨床倫理
4 意思決定支援
第Ⅲ章 各論
1 入院時重症患者対応メディエーターの業務
入院時重症患者対応メディエーターの業務内容
メディエーションにおける患者・家族らとの関係構築
メディエーションにおける医療チームとの関係構築
医療ソーシャルワーカーとの連携
臨床心理士との連携
移植コーディネーターとのかかわり
現場で起こり得る問題とその対処:看護師の立場から
現場で起こり得る問題とその対処:ソーシャルワーカーの立場から
現場で起こり得る問題とその対処:臨床心理士の立場から
多職種カンファレンスと記録
支援にかかわるマニュアル整備
2 救急・集中治療領域におけるメディエーションの理論と技法
ナラティブの差異—患者・家族らの視点を理解する
IPI 概念—患者・家族らの想いを理解する
自己紹介とかかわり方
対話の場の設定と基本
対話の進め方—受け止めと問いかけによる促進
3 各領域における急性期重症患者の病態
救急領域
脳神経外科領域
集中治療領域
脳死と臓器・組織提供