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すぐに役立つ統計のコツ -医学統計編-
筆頭著者 情報統計研究所 (編)
オーム社
電子版ISBN
電子版発売日 2020年3月30日
ページ数 220
判型 A5
印刷版ISBN 978-4-274-21816-3
印刷版発行年月 2015年11月
書籍・雑誌概要
実例に基づいた例題とわかりやすい図,丁寧な解説で効率よく学習!
医療でも統計は、研究、実験、学術誌投稿、臨床など様々なシーンで活用されていますが、多くの方は高価な統計ソフトを使いこなせていないのが現状です。本書では、最も普及している「MS-Excel」を利用して、初心者でもすぐに解析できるように、実例に基づいた実用的手法をやさしく丁寧に解説しています。
目次
第1章 統計をはじめる前に
第2章 分析の準備
1.データレコードの作成
2.データの特徴を知る ~データの分布とバラツキ~
第3章 2つの代表値(平均値・中央値)の比較
1.ヒストグラムを作成する
2.代表値を比較するとは?
3.2つの代表値を比較する ~独立2標本の有意差検定(推定)~
4.2つのデータの差を比較する ~対応する2標本の有意差検定~
5.まとめ
第4章 3つ以上のデータの差を比較する
1.ホルム-ボンフェローニによる方法
2.チューキのHSDによる方法
3.一元配置分散分析(one way ANOVA)
4.クラスカル・ウォーリス(Kuraskal-Wallis)による分散分析
5.まとめ
第5章 比率の差を比較する(クロス集計)
1.後ろ向き研究(Case-Control study)
2.前向き研究(Cohort study)
3.スクリーニングにおける2×2分割表 ~効果指標~
4.知っておきたい衛生・疫学の指標
5.まとめ
第6章 2つのデータの関連性をみる(相関と回帰)
1.相関関係とは
2.予測のための線形回帰モデル
3.正規分布にこだわらない相関分析 ~スピアマンの順位相関~
4.臨床検査で大切な検量線
5.臨床検査を検査するとは ~精度管理~
6.まとめ
第7章 多次元データを比較する(多変量解析)
1.目的とするデータを複数のデータで説明(予測)する ~重回帰分析~
2.2つの要因による分析 ~二元配置分散分析~
3.2値データを複数のデータで説明する ~ロジスティック回帰分析~
4.データを2群にわける ~判別分析~
5.データをグループにわける ~クラスター分析~
6.データ情報(特徴)を要約する ~主成分分析~
7.まとめ
第8章 イベント・ヒストリー分析:生存時間(率)
1.カプラン・マイヤー法(Kaplan-Meier method)の計算
2.コックス比例ハザード・モデル(Cox proportional hazard model)
3.まとめ
付録A 本書で使用した統計分析用Excel関数一覧
付録B フリーオンラインソフトの使用方法
付録C 本書で使用した主な統計用語