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皮膚ガスの分析化学

基礎と応用

皮膚ガスの分析化学
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筆頭著者 津田 孝雄 (著)

丸善出版

電子版ISBN

電子版発売日 2025年8月29日

ページ数 192

判型 A5

印刷版ISBN 978-4-621-30902-5

印刷版発行年月 2025年8月

DOI https://doi.org/10.32306/9784621309025

書籍・雑誌概要

医療・ヘルスケア分野での幅広い応用が期待される皮膚ガス研究を、豊富な実務経験をもつ第一人者が解説。皮膚ガスとはなにか、食品や薬、生活環境などから体に取り込まれガスとして体から出てくる物質にはどういったものがあるのか、そこから得られる情報をどう生かすか、皮膚ガスの捕集・測定・評価法を分析事例を示しながら簡潔に解説する。

目次

1 皮膚ガスの発見と発展
  1.1 皮膚ガスの発見
  1.2 皮膚表面の観察
  1.3 発汗と皮膚ガス
    1.3.1 皮下からの化合物の揮散ルート
    1.3.2 皮膚ガスは呼気よりもにおいの主体
    1.3.3 人からの“におい”が漂う距離:香水を用いた実験
  1.4 皮膚ガスの捕集手順と前濃縮
  1.5 体からのにおいと病気や食物との関係

2 皮膚ガスの発展史

3 皮膚ガスの種類
  3.1 発生由来と発生機構
    3.1.1 発生の由来
    3.1.2 発生機構
  3.2 皮膚ガスのにおい

4 皮膚の構造と皮膚ガスの揮散機構
  4.1 皮膚の構造
  4.2 皮膚表面の汗腺活動
  4.3 皮膚ガスと血液:皮下における末梢血管
  4.4 皮膚ガスと末梢神経のネットワーク
  4.5 皮膚ガスの発生ルート
    4.5.1 皮下からの化合物の揮散ルート
    4.5.2 皮膚(経皮)吸収による揮散ルート

5 皮膚ガスの分析化学:微量ガスの補集と測定方法
  5.1 皮膚ガスの捕集
    5.1.1 手からの捕集
    5.1.2 指からの捕集
    5.1.3 腕からの捕集
    5.1.4 胸部からの捕集
    5.1.5 腕からの捕集
    5.1.6 足からの捕集
    5.1.7 全身からの捕集
     5.1.8 水中での捕集
    5.1.9 媒体を使用する方法
    5.1.10 動物からの皮膚ガスの捕集
  5.2 皮膚ガスの測定方法
    5.2.1 皮膚ガス捕集の留意事項
    5.2.2 クロマトグラフィーによる皮膚ガスの測定方法
    5.2.3 微量ガスの濃縮・測定方法

6 皮膚ガスの主要成分:アセトン・エタノール・アンモニア・一酸化窒素
  6.1 アセトン
    6.1.1 アセトンの測定と濃度変化
    6.1.2 アセトンと糖尿病
    6.1.3 アセトンと運動
  6.2 エタノール
    6.2.1 アルコール摂取による皮膚ガス中のアルコール濃度の変化
    6.2.2 簡易アルコール検知器による検出:呼気アルコールとの比較
    6.2.3 アルコール摂取に伴う蚊の降着の変化
    6.2.4 手から放出される皮膚ガスアルコールの三次元測定
  6.3 アンモニア
    6.3.1 アンモニアの測定
    6.3.2 肝疾患における皮膚ガス中のアンモニア濃度の変化
    6.3.3 肝疾患における皮膚ガス中のアンモニア測定の優位性
    6.3.4 タンパク質の摂取に伴う皮膚ガス中のアンモニアの増加
    6.3.5 運動に伴う皮膚ガス中のアンモニアの増加
    6.3.6 運動や生命活動に伴うアンモニアの発生機構とオルニチンの関与
  6.4 一酸化窒素
    6.4.1 一酸化窒素の生体内での役割
    6.4.2 一酸化窒素の生理的機能:一酸化窒素の作用
    6.4.3 一酸化窒素の測定
    6.4.4 血圧と一酸化窒素の濃度
    6.4.5 運動と一酸化窒素
    6.4.6 動物と一酸化窒素

7 皮膚ガスに見出される環境からの影響
  7.1 部屋の空気と皮膚ガス
    7.1.1 被験者の皮膚ガスの捕集
    7.1.2 部屋ごとに異なる環境の室内空気の採取
    7.1.3 住居由来化学成分のヒト皮膚ガスへの遷移
    7.1.4 労働環境の異なる被験者の皮膚ガスの比較
    7.1.5 住宅環境と皮膚ガス
    7.1.6 皮膚ガス中のテルペン類(香料)

8 日常生活における皮膚ガス
  8.1 身体活動と皮膚ガス
    8.1.1 酵素反応を皮膚ガスの検出に適用
    8.1.2 身体部による皮膚ガスの特性
    8.1.3 加齢臭の年齢依存性の検証
    8.1.4 人の緊張に伴う皮膚ガスの発生
  8.2 皮膚ガスと疾病
    8.2.1 皮膚ガスのパーキンソン病への適用
    8.2.2 皮膚ガスにみるプラスチック可塑剤の体内吸収
    8.2.3 皮膚ガスを使った血糖値への非侵襲的なアプローチ
    8.2.4 日常生活やごく軽い刺激によって発生する皮膚ガス

9 終章:これからの展望