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高齢者のための高血圧診療
筆頭著者 岩田 健太郎(監修) (監修)
その他の著者等 名郷 直樹
丸善出版
電子版ISBN
電子版発売日 2021年5月31日
ページ数 224
判型 A5
印刷版ISBN 978-4-621-30501-0
印刷版発行年月 2020年3月
書籍・雑誌概要
EBMの大家といえば,名郷直樹医師と岩田健太郎医師.2人の賢者が高血圧を軸に深い議論の種を展開.高齢者の定義,ガイドラインや降圧薬の是非,終末期ケア等,関連論文を駆使し理詰め「総論」「各論」「極論」(名郷節).「対談」では高血圧の枠を超え,ACP,相模原障害者殺人,安楽死の話へとリンクした.『高齢者のための』シリーズ第4弾
目次
第1部 総 論
1章 高齢化と血圧の関係(リスクとしての高血圧)
2章 高齢者の高血圧の問題とは何か(さまざまなPECO)
3章 ガイドラインはどうなっているか(日本のガイドライン、欧米のガイドライン)
第2部 各 論(必須の論文を押さえながら)
4章 高齢者の血圧に影響する因子とその対応
5章 高齢者血圧の治療効果
6章 多様な疾患の中での高血圧治療(糖尿病,慢性腎臓病,二次予防,フレイル)
7章 高血圧のエビデンスから高血圧の診療へ:個別性から関係性へ
8章 高齢者高血圧の診療の実際へ向けて
第3部 極 論(世の中のでたらめに一言)
9章 認知症と高血圧
10章 血圧が高いと救急外来を受診する高齢者
11章 ポリファーマシーにはこう介入する
12章 介護施設における高血圧管理(デイサービス,入浴前の血圧測定)
13章 終末期ケアと血圧(終末期の対応,中止時の不安、低血圧の問題)
14章 高齢者が血圧を測らない世の中
第4部 対 談
15章 対談:高血圧編
16章 対談:意思決定編
17章 対談:世の中編
付録 高齢者高血圧の勉強法(論文を読まずに診療できるのか)
つぶやきコラム一覧
アウトカムのいろいろ / フォレストプロット / サブグループ分析 / 予防か,先送りか / 高齢の認知症患者における降圧薬の有無による血圧と認知機能の関係 / 製薬メーカーのはっきりした利益が他を圧倒する / ガイドラインではどうか…? / 寿命が重要なアウトカムでなくなるとき
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