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ガイドライン+αの高血圧診療Q&A

ガイドライン+αの高血圧診療Q&A
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筆頭著者 浦 信行 (編集)

その他の著者等 齋藤重幸/宮川政昭/東浦勝浩/藤野貴行/中川直樹/岡田 基/佐藤伸之/長谷部直幸/𡈽 橋卓也/松浦秀夫/石光俊彦/市原淳弘/棚橋紀夫/甲斐久史/柏原直樹/田中正巳/伊藤 裕/吉田英昭/竹屋 泰/山本浩一/小原克彦/内山 聖/森 典子/下澤達雄

中外医学社

電子版ISBN

電子版発売日 2018年9月24日

ページ数 264

判型 A5

印刷版ISBN 978-4-498-03528-7

印刷版発行年月 2015年9月

DOI https://doi.org/10.18886/9784498035287

書籍・雑誌概要

ガイドラインだけでは対応できない高血圧診療の疑問点を,Q&A形式でわかり易く解説した.執筆陣は第一線で活躍しているエキスパートを揃えた心強い1冊である.

目次

Chapter1高血圧の疫学
  Question 1 高血圧は若い人でも多いの?〈齋藤重幸〉
  Question 2 高血圧は糖尿病,脂質異常症より悪いの?
  Question 3 収縮期や拡張期,平均血圧のなかでどの血圧が一番大事なの?
  Question 4 高血圧の治療効果は大きいの?
Chapter2血圧測定と臨床評価
  Question 1 診察室血圧も家庭血圧も2回測定して平均値で判断するのが正しいの?〈宮川政昭〉
  Question 2 家庭血圧測定は,朝以外は夕方がよいの?それとも寝る前がよいの?
  Question 3 ABPM は血圧の日内変動を評価できるからABPM が一番よいの?
  Question 4 各種血圧の変動性が問題となっているけれど,どの変動が大事なの?
  Question 5 高血圧患者の病歴聴取はどのようなことが大事なの? 〈東浦勝浩〉
  Question 6 高血圧患者の診察ではどのようなことが大事なの?
  Question 7 初診時の検査はどの範囲で必要なの?
Chapter3治療の基本方針
  Question 1 若年者・中年者の降圧目標は130/85mmHg 未満でなくてもよいの?〈藤野貴行 長谷部直幸〉
  Question 2 正常高値血圧で4項目を満たすメタボは降圧薬で正常血圧にしなくてもよいの? 〈中川直樹 長谷部直幸〉
  Question 3 心筋梗塞後の患者は130/80mmHg 未満にしなくてよいの? 〈岡田 基 長谷部直幸〉
  Question 4 ワルファリン使用中の患者の血圧は130/80mmHg 未満にしなければいけないの? 〈佐藤伸之 長谷部直幸〉
Chapter4生活習慣の修正
  Question 1 食塩はどれだけ悪いの?食塩6g/日未満にするには,何かコツがあるの?〈 橋卓也〉
  Question 2 食塩摂取量の評価は大変だけれど,何か簡単な方法はないの?
  Question 3 肥満はどれだけ悪いの?BMI 25未満にするのは大変だけれど,何かコツがあるの?
  Question 4 運動はどれだけ効果があるの?運動を続けることは大変だけれど,コツがあるの? 〈松浦秀夫〉
  Question 5 有酸素運動がよいとは聞くけれど,レジスタンス運動やストレッチ運動を組み合わせたほうがよいのはどうしてなの?
  Question 6 アルコールはどれだけ悪いの?なかなか減らせないけれど,何かコツがあるの?
  Question 7 喫煙はどれだけ悪いの?禁煙は大変だけれど,何かコツがあるの?
Chapter5降圧薬治療
  Question 1 β遮断薬は主要降圧薬なのに,どうして第一次薬でなくなったの? 〈石光俊彦〉
  Question 2 ACE 阻害薬とARB の積極的適応が誤嚥性肺炎以外は同じ扱いだけれど,本当に同じなの?
  Question 3 利尿薬は痛風合併例には禁忌でなくなったの?
  Question 4 ARB/ACE 阻害薬との併用で,Ca 拮抗薬と利尿薬はどのように使い分けるの?
  Question 5 DRI はどのような患者によい適応なの? 〈市原淳弘〉
  Question 6 アルドステロン拮抗薬はどのような患者によい適応なの?
  Question 7 配合薬は最初から使用してはいけないの?
Chapter6臓器障害を合併する高血圧
Question 1 ラクナ梗塞は130/80mmHg 未満にしたほうがよいの?〈棚橋紀夫〉
  Question 2 両側頸動脈高度狭窄,脳主幹動脈閉塞は血圧をどこまで下げたらよいの?
  Question 3 未破裂の脳動脈瘤があったら,血圧はどこまで下げたらよいの?
  Question 4 冠動脈疾患例では,血圧の下げすぎに注意しなくてよいの? 〈甲斐久史〉
  Question 5 拡張機能不全による心不全例では,どのような薬剤がお勧めなの?
  Question 6 心房細動の予防によい薬はあるの?
  Question 7 非糖尿病で尿蛋白陰性のCKD は140/90mmHg 未満で大丈夫なの? 〈柏原直樹〉
  Question 8 非糖尿病で尿蛋白陰性のCKD はRA 系阻害薬でなくても大丈夫なの?
  Question 9 CKD では運動療法は効果がないの?
  Question 10 CKD 合併例では高血圧の治療をしてもCKD はよくならないの?
  Question 11 大動脈疾患の降圧目標はどのくらい?〈甲斐久史〉
  Question 12 大動脈疾患ではどのような降圧薬がお勧めなの?
Chapter7他疾患を合併する高血圧
Question 1 他のガイドラインでは糖尿病合併例の降圧目標は緩くなったのに,130/80mmHg 未満でなければならないの?〈田中正巳 伊藤 裕〉
  Question 2 糖尿病合併例に利尿薬はあまり使わないほうがよいの?
  Question 3 脂質異常症合併例には利尿薬はあまり使わないほうがよいの?
  Question 4 脂質異常症合併例に主要降圧薬でないα遮断薬が好ましい適応となっているけれど,使用するタイミングは?
  Question 5 睡眠時無呼吸症候群合併はどのようなときに疑わしいの? 〈吉田英昭〉
  Question 6 痛風・高尿酸血症合併例ではα遮断薬も推奨されているけれど,β遮断薬はよくないの?
  Question 7 気管支喘息合併症例での推奨降圧薬は?
  Question 8 肝疾患合併例での推奨降圧薬は?
Chapter8高齢者高血圧
  Question 1 フレイルってどのような状態? 寝たきりも含むの?個別判断となっているけれど,判断の参考となることはないの? 〈杉本 研 楽木宏実〉
  Question 2 後期高齢者は150/90mmHg未満でよいの?〈竹屋 泰 楽木宏実〉
  Question 3 高齢者はCKD 合併が多いけれど,130/80mmHg 未満でなくてよいの?〈猪阪善隆 楽木宏実〉
  Question 4 高齢者高血圧は血圧の動揺性が大きいけれど,これを少なくする降圧薬はあるの?〈山本浩一 楽木宏実〉
Chapter9認知症
  Question 1 中年期の高血圧は認知症の危険因子だけれど,高齢期高血圧は関係ないの?〈小原克彦〉
  Question 2 高血圧を治療すると,認知症の悪化は防げるの?改善するの?
  Question 3 認知症合併例での推奨降圧薬はないの?
Chapter10女性の高血圧
  Question 1 β遮断薬はラベタロール,Ca 拮抗薬はニフェジピンしか使えないの? 〈鈴木洋通〉
  Question 2 血圧は140/90mmHg 未満にしなくてよいの?
  Question 3 授乳時にACE 阻害薬を使っても問題ないの?
Chapter11小児の高血圧
  Question 1 小児高血圧に利尿薬を使ってはいけないの? 〈内山 聖〉
  Question 2 乳児でも降圧薬は使ってよいの?
Chapter12特殊条件化高血圧
  Question 1 高血圧切迫症は臓器障害の進行の可能性が低いものも含まれるけれど,それはどのように判断するの?〈長浜一史 大屋祐輔〉
  Question 2 できるだけ早く140/90mmHg 未満に下げてはダメなの?ニフェジピンカプセル内容物の舌下はダメなの?
  Question 3 一過性の血圧上昇でも,持続したら降圧薬を使うけれど,どのくらいみて判断するの?
Chapter13二次性高血圧
  Question 1 腎血管性高血圧はどのようにスクリーニングするの?〈橋本暁佳 土橋和文〉
  Question 2 腎血管性高血圧は線維筋性異形性と粥状動脈硬化性でPTRA の適応は違うけれど,この両者の鑑別の目安は?〈國分宣明 土橋和文〉
  Question 3 高血圧全症例に原発性アルドステロン症のスクリーニングをするべきなの? 〈森 典子 下澤達雄〉
  Question 4 アルドステロン拮抗薬で血圧管理がよければ,手術を考えなくてもよいの?
  Question 5 サブクリニカルクッシングはどのようなときに疑うの?
  Question 6 褐色細胞腫のスクリーニングで尿中のカテコラミンやメタネフリン,ノルメタネフリンがスクリーニングで使えるようだけれど,蓄尿でなければ判断できないの?
索引

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