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医療倫理教育
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≪シリーズ生命倫理学 19≫

筆頭著者 シリーズ生命倫理学編集委員会 (編)

その他の著者 伴 信太郎,藤野 昭宏 編

丸善出版

電子版ISBN

電子版発売日 2019年8月19日

ページ数 270

判型 A5

印刷版ISBN 978-4-621-08496-0

印刷版発行年月 2012年7月

DOI https://doi.org/10.32306/9784621084960

書籍・雑誌概要

W.オスラー博士の「平静の心」に代表されるヒポクラテスの誓詞の道徳的立場に基礎を置いた伝統的な医の倫理は、日本では1990年代に入ってから陰を潜め、生命倫理学を重視する傾向が一気に強まっている。現在では、患者中心の医療を病院の基本理念に掲げることが、第三者医療評価機関から認定されるための必須条件となっている状況下にある。一方で、こうした患者中心の医療倫理への行き過ぎに警鐘を鳴らすかのように、最近になって医療専門職のプロフェッショナリズムとしての倫理教育の重要性を再評価しようとする動きもある。本書は、こうした現在の状況を踏まえながら、12章にわたる構成を企画した。

目次

第1章 医療倫理教育の歴史的意義と課題
―その源流、展開、現在
第2章 医療倫理教育における哲学的・倫理学的基礎
―価値の在りかとしての「現場」の意義
第3章 医療倫理教育のさまざまなアプローチ
第4章 臨床倫理学の教育方法と実際
―ケーススタディ中心型授業の手法
第5章 模擬患者(SP)の参加による医療者教育
―SP養成の実践例とカリキュラムを中心に
第6章 患者および一般市民のための生命倫理教育
―パッケージ化された「生と死の物語」の構造を読み解く
第7章 医学教育における医療倫理
―特にプロフェッショナリズム教育について
第8章 歯学教育における医療倫理
―歯学教育モデル・コア・カリキュラムを中心に
第9章 薬学教育における医療倫理
―自覚的薬剤師養成のための医療倫理教育
第10章 看護教育における医療倫理
―「ケアの倫理」に焦点をあてて
第11章 介護福祉教育における「終末期介護」教育の意義と課題
―「尊厳と倫理」へのアプローチ
第12章 卒後臨床教育の現状と今後の展望
―世界的動向を踏まえて
索引

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