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≪シリーズ生命倫理学 8≫

高齢者・難病患者・障害者の医療福祉

高齢者・難病患者・障害者の医療福祉
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≪シリーズ生命倫理学 8≫

筆頭著者 シリーズ生命倫理学編集委員会 (編)

その他の著者 大林雅之,徳永哲也 編

丸善出版

電子版ISBN

電子版発売日 2019年7月29日

ページ数 248

判型 A5

印刷版ISBN 978-4-621-08485-4

印刷版発行年月 2012年12月

DOI https://doi.org/10.32306/9784621084854

書籍・雑誌概要

本巻「シリーズ生命倫理学 第8巻 高齢者・難病患者・障害者の医療福祉」では、高齢者や障害者といった社会福祉で大きなテーマとなる分野を扱います。医療が「治す」ことを目標にするなら、高齢者や障害者はその対象から外れていきかねません。高齢ゆえの衰えにはもはや「治せない」部分が多いし、障害は「根治はできないから長く付き合って飼いならしていく」という宿命を背負うものと言えます。難病とて、「治し難い」から難病と呼ばれるのであって、その実態は障害に近く、ここでは、「治す」医療ばかりではなく、「機能を維持する、機能低下の速度を遅くする、代替手段を見つけてそれを使いやすくする」医療が求められます。そしてその医療は、限られた健康状態でも心健やかに暮らすための福祉的支援と連携するものとなるでしょう。本巻では、このように「高齢者・難病患者・障害者」に関しては、「医療」単独ではなく「医療福祉」という統合的な問題意識で生命倫理的な議論も深めていく必要があるという立場から論じてゆきます。

目次

1章 高齢者・難病患者・障害者医療への生命倫理学的視点と福祉政策の変遷
2章 高齢者福祉
3章 高齢者医療制度の現在
4章 認知症ケアの倫理
5章 高齢者の終末期介護と生命倫理
6章 高齢者の「自律」とこれからの医療対応
7章 難病患者の看護・ケア―――看護職の視点から
8章 難病患者の医療と介護―――ALS当事者と家族の視点から
9章 障害者福祉と生命倫理
10章 障害者支援制度の現在と未来
11章 障害者運動と生命倫理学―――脳性麻痺当事者運動をめぐる「関係障害」に着目して
索引

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