書籍を検索します。雑誌文献を検索する際には「雑誌文献検索」を選択してください。
≪整形外科Surgical Technique BOOKS12≫
大腿骨近位部骨折
筆頭著者 高平 尚伸 (監修)
北里大学医療衛生学部リハビリテーション学科教授,大学院医療系研究科整形外科学教授
その他の著者等 順天堂大学医学部附属静岡病院 整形外科先任准教授 最上 敦彦 監修順天堂大学医学部附属静岡病院 整形外科准教授 神田 章男 編集兵庫県立西宮病院外傷再建センター医長 北田 真平 編集
メディカ出版
電子版ISBN
電子版発売日 2024年10月3日
ページ数 296
判型 A4変型判
印刷版ISBN 978-4-8404-8527-2
印刷版発行年月 2024年10月
書籍・雑誌概要
【大腿骨近位部骨折の最新の手術手技書】日常診療でかかわる頻度の高い「大腿骨近位部骨折」について、外傷整形外科医と股関節外科医がそれぞれのサージカルテクニックを解説。骨接合,人工物置換の手技を豊富な写真・イラスト、web動画で確認できる。頚部骨折、転子部骨折に加えて、転子下骨折の手術についても取り上げた最新の手術テキスト。
目次
【第1章 大腿骨頚部骨折】
〈1 骨接合術〉
■1-1 大腿骨頚部骨折の整復
■1-2 非転位型骨折に対するMultiple Pinning
■1-3 非転位型骨折に対するSide Plate付きインプラントによる固定
骨接合術後の再手術を回避するために
■1-4 若年者転位型大腿骨頚部骨折の手術方法
徒手整復のコツと限界および観血的整復の実際
■1-5 大腿骨頚基部骨折に対する骨接合術
■1-6 大腿骨骨幹部骨折に合併する頚部骨折の手術法
〈2 人工物置換術 アプローチと股関節外科医のSurgical Technique〉
■2-1 前側方側臥位
:OCM(Modified Watson Jones)アプローチ,Fully HA coatedステムのTechnique
■2-2 短外旋筋共同腱温存後方アプローチ(CPPアプローチ)による
セメントステムのTechnique
■2-3 側方アプローチ
:Direct lateral アプローチ,Unified instrumentation systemのTechnique
■2-4 仰臥位前側方アプローチ
:AL supineアプローチ,軟部組織温存のTechnique
■2-5 SAAF(Safe Anterior Approach with Fracture Table)
一般骨折牽引台を応用した前方アプローチ(DAA)
■2-6 股関節上方アプローチ(SuperPATH)
:セメントレスステムのTechnique
〈3 人工物置換術 術中・術後早期合併症に対する股関節外科医のSurgical Technique〉
■3-1 人工骨頭置換術での脱臼に対する
Dual Mobility Cupへのコンバージョン
■3-2 感染:抗菌薬含有骨セメントのTechnique
■3-3 骨折:ケーブル・プレート固定のTechnique
─ステム周囲骨折に対する治療戦略:ケーブル・プレートの適応限界─
■3-4 骨接合後の骨頭壊死,偽関節
【第2章 大腿骨転子部骨折】
〈1 整復一般〉
■1-1 整復困難な骨折に対する整復法
〈2 骨接合術〉
■2-1 後外側骨片を伴う骨折に対するCHS
■2-2 不安定型骨折に対するCHS
:不安定型骨折に対するCHSを用いた手術法(oblique locking hip screw)
■2-3 不安定型骨折に対する髄内釘①
ZNN CM Fortisネイルと前方支持スクリュー(Anterior Support Screw:AS2)
■2-4 不安定型骨折に対する髄内釘②
Augmentation
■2-5 不安定型骨折に対する髄内釘③
フックピンネイル:フックピンによる骨頭把持を用いた髄内釘の手術方法と注意点
■2-6 後外側壁骨片を伴う骨折に対する髄内釘
■2-7 大腿骨転子間骨折(AO/OTA分類31A3)の治療戦略
〈3 人工物置換術〉
■3-1 高齢者大腿骨転子部骨折に対する人工骨頭置換術
【第3章 大腿骨転子下骨折】
〈1 骨接合術〉
■1-1 髄内釘による骨接合
■1-2 大腿骨転子部から転子下粉砕骨折に対する
NCB(R)-DFによる治療
■1-3 Ender釘による骨接合術
:転子下骨折に対するEnder法の実際
■1-4 偽関節症例に対する手術法
:なぜ偽関節になったのか? どう治療すればいいのか?
■1-5 非定型大腿骨骨折に対する手術法
■1-6 病的骨折に対する骨接合
〈2 人工物置換術〉
■2-1 病的骨折に対する大腿骨近位腫瘍用人工骨頭置換術
・監修・編集にあたって
・執筆者一覧
・WEB動画の視聴方法
・索引