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Must & Never 大腿骨頚部・転子部骨折の治療と管理
筆頭著者 安藤 謙一 (編)
大腿骨頚部・転子部骨折研究会 代表世話人/日進おりど病院人工関節センター長
南江堂
電子版ISBN 978-4-524-23793-7
電子版発売日 2017年10月23日
ページ数 192
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-524-26697-5
印刷版発行年月 2017年5月
書籍・雑誌概要
大腿骨頚部・転子部骨折診療のスタンダードを、生命予後やQOLの観点で重要となる、早期の手術治療・リハビリテーションに焦点を当てて解説。各部位・骨折型・術式ごとに実際の症例を提示し、高齢患者の活動性や基礎疾患を念頭においたケースごとの対応を学べる。Must(行わねばならないこと)とNever(してはならないこと)が一見して分かるよう要所ごとに提示した。
目次
【内容目次】
I 高齢者大腿骨頚部・転子部骨折の特徴と基本的対応
1 加齢変化-骨粗鬆症と脆弱性骨折
2 統計と疫学
3 高齢者への手術と周術期管理
4 血栓症への対応
5 地域連携・クリニカルパス
6 退院後の指導と転帰
II 高齢者大腿骨頚部骨折診療の実際
1 診断-occult fractureの存在
2 分類(Garden)と治療法の選択
3 保存的治療
4 CCS固定
5 Hansson pin (hook)固定
6 偽関節・骨頭壊死の発生とその対策
7 人工骨頭置換術と人工股関節全置換術(セメント,セメントレス)
III 高齢者大腿骨転子部骨折診療の実際
1 診断
2 分類(安定型と不安定型)と治療法の選択
3 保存的治療
4 Gamma nail固定
5 CHS法
6 Ender法
7 人工骨頭置換術-適応と手技の工夫
IV 高齢者骨折の特異性
1 緊急手術か?
2 抗凝固薬服用例
3 重篤疾患合併例
V 若年者骨折に対して
1 大腿骨頚部骨折の治療方針
2 大腿骨転子部骨折の治療方針
VI 症例提示
1 頚部骨折:不安定型Hansson pin固定
2 頚部骨折:不安定型人工骨頭置換術
3 転子部骨折:頚基部CHS固定
4 転子部骨折:不安定型Ender法
5 転子部骨折:不安定型CHS固定
6 転子部骨折:不安定型(粉砕型)Gamma nail固定
7 転子部骨折:不安定型reverse type Ender法
8 転子部骨折:不安定型reverse type CHS固定
9 転子部骨折:不安定型reverse type Gamma nail固定
10 若年者頚部骨折:CHS固定
11 若年者頚部骨折:Hansson pin固定
12 超高齢者のセメント人工骨頭置換術
13 特殊例:転子部骨折偽関節
14 特殊例:Hansson pin固定後の転子下骨折に対するEnder法
15 特殊例:Gamma nail後のカットアウト例に対する人工骨頭置換術
索引