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無名の医療者が医学書を出版するまでの道
筆頭著者 山本 基佳 (著)
社会医療法人財団 慈泉会 相澤病院救命救急センター副センター長
メディカ出版
電子版ISBN
電子版発売日 2020年3月2日
ページ数 168
判型 A5
印刷版ISBN 978-4-8404-7198-5
印刷版発行年月 2020年3月
書籍・雑誌概要
【「書いてみたい」がカタチになる入門書!】
コネや肩書がなくても医学書は出版できる!自分の強み(unique selling proposition;USP)を明確にして企画・執筆を進めれば、きっと誰かに役立つ本が書ける。企画書に必要な要素から刊行後の販促活動まで、著者が経験をもとに、わかりやすくユーモアに満ちた筆致でセキララに語る!
目次
・はじめに
【第1章 いざ出版を目指して】
◆私が医学書を書こうと思ったきっかけ
◆自分のネタはどうやって出版社へ届くのか
◆私たちは「修学旅行のしおり」も満足に作れない
◆出版の主な形式(商業出版と自費出版)
◆共著や原稿執筆依頼について
◆Column はじめての原稿執筆
◆商業出版への道を逆算して考えてみる 「能動的出版アプローチ」と「受動的出版アプローチ」
【第2章 能動的出版アプローチの準備】
◆「能動的出版アプローチ」とは 原稿・出版企画書・業績一覧の準備
◆原稿と目次
◆出版企画書
◆業績一覧
◆Column 業績一覧を作っておきなさい
【第3章 出版企画書の書き方】
◆出版企画書の書き方
◆「2度見」させるタイトル! タイトル・サブタイトル・キャッチコピー
◆自分はこんな人! 著者名・著者プロフィール・監修者
◆本は自分が書きたいことを書くのではない? 本書の内容・企画意図・企画の背景
◆「ピ○チュウ! キミにきめた!」 読者ターゲット
◆Column 難しい内容をわかりやすく書く ~各専門職のジュニアレベルを目指す~
◆あなたのテーマはすでに二番煎じ? 類書・類書との差別化・類書がある本は書いてはいけないのか?
◆Column 類書がない本は書いてはいけないのか?
◆完成された本をイメージしてみよう 本の体裁
◆サザエさんの伊佐坂先生にならないために 原稿完成の予定
◆その他いろいろ 企画書の要望・有利な条件
◆出版企画書のまとめ
【第4章 企画書の送付・ボツ・快諾まで】
◆どの出版社にお願いする? 自分の体験談・複数の却下から快諾まで
◆もし断られ続けてしまったら
【第5章 企画が受理されてから原稿提出まで】
◆出版社が決まってからの流れ
◆担当編集者との打ち合わせ
◆Column 余白への気遣い
◆打ち合わせにあたる心構え
◆いざ原稿の完成に向けて
◆原稿執筆にあたって気になる素朴な疑問
◆推敲
◆ついに原稿を提出
【第6章 原稿の提出直後に行うべきこと】
◆原稿の提出直後に行うべきこと
◆プロフィール作成
◆名刺の作成
◆サインの準備 小学生からせがまれるようなかっこいいサインを準備しよう
◆次回作の検討
【第7章 校正から最終段階、そして出版へ…】
◆原稿提出後の流れ
◆校正ミニ用語辞典
◆校正はすごい! 編集されたゲラに感動
◆著者校正をやってみた
◆Column 校正記号
◆本の仕上がり最終段階
◆ついに出版 出版社から完成した本が届いたときの喜び
◆リアル書店にも並んでいた!
【第8章 受動的出版アプローチ】
◆「受動的出版アプローチ」とは
◆ブログやインターネットサイトのすすめ
◆「出版をしたい」と話し続ける
◆自分が実力者になる
◆Column 10,000時間を達成するには?
◆王道は努力! あしたのために 打つべし!打つべし!! 打つべし!!!
◆Column 型破りになるためにはまず型を学べ
【第9章 出版後の人生】
◆「出版熱」をあと1℃だけ高めるお手伝い
◆出版後の人生は変わったか?
◆感謝したい人たちがいる 思いもよらないところからの応援
◆ここだけの話 ……印税
【第10章 これから本を出版する方へのアドバイス】
◆文章術について
◆Column いまでも役に立っている医学部での日本語授業
◆締切を守るコツ
◆時間確保について
◆環境作りについて
・あとがき
・索引