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術後ケアとドレーン管理のすべて
筆頭著者 竹末 芳生 藤野 智子 (編集)
照林社
電子版ISBN
電子版発売日 2021年12月27日
ページ数 416
判型 B5判
印刷版ISBN 978-4-7965-2386-8
印刷版発行年月 2016年6月
書籍・雑誌概要
術後患者の全身状態から、ドレーン・カテーテル・チューブの管理まで、ケアに必要な知識を幅広く網羅。ICU、外科病棟のナースはもちろん、感染対策にかかわるスタッフにもおすすめ。
目次
Part1 術後ケア
■手術患者ケアに必要な基礎知識
手術部位感染(SSI)/早期回復のための周術期管理:ERASプロトコル/クリティカルパス/
術後感染予防抗菌薬/SIRSと臓器障害/
新しいセプシス(敗血症)、セプティックショック(敗血症性ショック)の定義と臨床的診断基準
■術後管理に必要な基本アセスメント
術後発熱/尿量/血行動態/呼吸/術後イレウス/腹痛/不整脈/意識障害とけいれん/術後高血糖/
血液・生化学検査
■創管理
創傷治癒過程/創管理の実際(縫合創の管理、開放創の管理)/陰圧閉鎖療法
■手術部位感染(SSI)対策
SSI予防の実際/SSIサーベイランス
■その他の術後合併症予防
深部静脈血栓症/早期離床/摂食・嚥下評価とリハビリテーション/褥瘡予防
■呼吸管理
酸素マスク・カニューレ装着時の管理/気道ケア(吸引法(抜管後)、気道クリアランス法)/
人工呼吸器関連肺炎(VAP)の予防
■栄養・疼痛・精神症状
栄養状態のアセスメント/栄養管理の実際:栄養投与量の決定・投与方法の選択と実際・栄養モニタリング/
疼痛対策(疼痛アセスメント、疼痛管理)/術後の精神症状 せん妄/術後の睡眠障害への対応
Part2 ドレーン・カテーテル管理
■総論
ドレーン・カテーテルの種類と用途/ドレーン管理の基本:固定・排液管理・患者管理・感染対策
■手術時に使用されるドレーン管理の実際
甲状腺手術/喉頭全摘出術/肺切除術/開心術/乳がん手術/胸部食道全摘出術/胃切除術/結腸・直腸手術/
肝切除術/膵頭十二指腸切除術と膵体尾部切除術/腎摘出術/膀胱全摘出術/
子宮全摘出術と後腹膜リンパ節郭清術/人工関節置換術
■治療目的で使用されるドレーン・カテーテル管理の実際
脳室ドレナージ/自然気胸・外傷性気胸における胸腔ドレナージ/心嚢ドレナージ/イレウスチューブ/
膿瘍穿刺ドレナージ:経皮的、経肝的(PFA/PAD)/胆道ドレナージ(ENBD、EBD、PTBD、PTGBD)/
重症急性膵炎のドレナージ/腎瘻カテーテル(内瘻・外瘻)
■術後や集中治療で使用されるチューブ・カテーテル管理の実際
胃管/尿道留置カテーテル/気管挿管チューブ(気管内吸引カテーテル管理を含めて)/気管切開チューブ/
経皮的気管穿刺(切開)/動脈ライン(モニタリング、採血)
■輸液・注入目的のチューブ・カテーテル管理の実際
中心静脈カテーテル(挿入時の管理、接続部の管理、挿入部の管理)/末梢静脈カテーテル/
硬膜外カテーテル/経管栄養チューブ(経鼻経管栄養チューブ・PEG)