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今はこうする! 看護ケア

今はこうする! 看護ケア
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筆頭著者 川西 千恵美 (編著)

照林社

電子版ISBN

電子版発売日 2021年12月13日

ページ数 128

判型 AB判

印刷版ISBN 978-4-7965-2332-5

印刷版発行年月 2014年9月

DOI https://doi.org/10.32249/9784796523325

書籍・雑誌概要

新しいガイドラインや、エビデンスをもとに、「今はもうやらない」「従来とは変わってきている」という、全83項目の看護手技について、簡潔にわかりやすく解説。

目次

■注射・採血・輸液
 ・採血前に腕を「叩いてはいけない」
 ・真空管採血では「血液が出てきてすぐに」駆血帯を外してはいけない
 ・採血管での採血は、「凝固系からとらない」
 ・筋肉注射時に「腕をつまんで」穿刺してはいけない
   ほか
■気管吸引
 ・吸引カテーテルは、「陰圧をかけながら」挿入してはいけない
 ・気管吸引時、吸引カテーテルは「回転させない」「上下にピストン運動はしない」
 ・気管吸引時の手袋は「滅菌でなくてもよい」
■日常ケア
 ・酸素吸入は「加湿しない場合もある」
 ・麻痺側で体温・SpO2、痛みがなければ血圧の「測定をしてもよい」
 ・麻痺側の脱臼予防のため「腕を三角巾でずっと吊らない」
 ・良肢位での「固定は不要」
   ほか
■皮膚・排泄ケア
 ・体圧分散、踵部を上げるために「ふくらはぎの下のみ」にクッションを入れることはしない
 ・褥瘡リスクの高い患者のシーツは「ピンと張らない」
 ・褥瘡の創部・創周囲皮膚の洗浄は「生理食塩水でなく水道水でよい」
 ・下痢のとき、「頻回に」陰部(殿部)洗浄を行わない
   ほか
■消毒・滅菌
 ・消毒薬や軟膏の「口切りはしない」
 ・イソジンでの消毒は「あおいで乾燥させても意味がない」
 ・ローテーション消毒は「行わない」
 ・手指衛生で「クレゾール石けん液は使わない」
   ほか
■救急ケア
 ・過呼吸時に「紙袋で口元を覆わない」
 ・てんかん発作のときに、「ものを入れて舌を守らない」
 ・指先の出血時「駆血は行わない」
   ほか
■急性期ケア
 ・人工呼吸器回路、「定期的な交換は行わない」
 ・肺炎予防のための「ネブライザーは行わない」
 ・背部クーリングには「解熱効果は少ない」
■ドレーン管理
 ・尿道留置カテーテルの挿入時に「鑷子で持たない」
 ・開放式ドレナージの先端を「水につけておかない」
 ・一部のドレーンでは、ミルキングローラーを使った「強いミルキング」は行わない
 ・体位変換時に、閉鎖式胸腔ドレーンは「クランプしない」
■周術期ケア
 ・周術期の“器具を用いた呼吸訓練”は「術後合併症にそれほど影響しない」
 ・術前にはやはり「剃毛はしない」
 ・テープテストには「はっきりした根拠はない」
 ・術前の前投薬は「極力行わず、歩行・車椅子入室で」
   ほか
■栄養・食事ケア
 ・胃チューブの挿入位置の確認は、「エア音だけでは万全ではない」
 ・経腸栄養剤は「温めない」
 ・PEG周囲からの“漏れ”で「カテーテル径を上げてはいけない」
 ・PEGカテーテルの慢性期に「Y字ガーゼは挟まない」
   ほか
■透析ケア
 ・透析中の食事は「対象者によっては禁止」、摂る場合はギャッチアップか座位で
 ・透析中に緊急災害が起こった場合、「遮断しないで血液回収する」
■新生児・小児ケア
 ・出生直後は「沐浴をしない」「無理やり胎脂を取り除かない」
 ・新生児の眼の清拭時は、「目尻→目頭」の方向で行う
 ・授乳のとき、「乳首を清浄綿で拭かない」
 ・授乳のとき、毎回毎回「授乳量はチェックしない」
   ほか