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雑誌
筆頭著者 東 めぐみ (編集)
その他の著者等 経験から学ぶ力を育む研究会 執筆
日本看護協会出版会
電子版ISBN 978-4-8180-2838-8
電子版発売日 2025年3月21日
ページ数 176
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-8180-2905-7
印刷版発行年月 2025年1月
書籍・雑誌概要
「私の行った看護は、患者にとってどんな意味があったのか…」
自分ひとりでは難しい「看護の言語化」を支援し、次の実践につなげる!
看護リフレクションで重要なのは、振り返りから得た気づきや学びを次の実践につなぐことです。そして、自身の行った「看護」が患者にもたらした効果や意味は、支援者の力を借りることでより明確になります。
本書では「経験から学ぶ」というリフレクションの基本的な考え方から、支援のあり方と理論、研修・OJT・面談等での具体的な対話事例、支援者の育成・成長までをわかりやすく紹介します。
≪本書は第1版第1刷の電子版です≫
目次
Chapter1 看護リフレクションの理解
1 看護リフレクションとは―経験から学ぶ
リフレクションとは
経験から学ぶための構造
看護経験から学ぶ意義
職場学習の転換
2 看護を語るということ
数多く細かく観察して帰納的に推論する
豊かな看護実践を語り続ける
語りから知識を得るステップ
日常的な行為の語りを学びのきっかけに
3 マインドセット
マインドセットとは
看護を語る風土をデザインする
語りから対話へ―語りを聴くということ
4 支援者の存在
リフレクションの支援者
リフレクション支援の実態
看護師と支援者が互いに学ぶ機会
5 看護リフレクションの「場」のつくり方
看護リフレクションの「場」とは
看護の語り合いの場の実際
看護師の成長につながる場
Chapter2 看護リフレクションの支援
1 支援の基本姿勢
本書での「支援」とは
支援における基本姿勢
リフレクション支援の現状と困りごと
2 リフレクションによる気づきや学びを臨床実践に活かす
臨床現場の課題
看護師のキャリア発達支援とリフレクション
看護実践能力に沿ったリフレクション支援
リフレクションを推進する組織の取り組み
3 立ち返るべき理論
ドナルド・A・ショーン:反省的実践家
ジョン・デューイ:経験における熟慮
クリス・アージリス:ダブル・ループ学習
デイビッド・A・コルブ:経験学習モデル
松尾睦:認知的徒弟制
フレット・A・J・コルトハーヘン:ALACT モデル
野中郁次郎:SECI モデル
Chapter3 事例でわかる看護リフレクションの支援の実際
1 集合研修における支援
【概論】研修の組み立て
【事例 1】新人~ 2 年目研修
【事例 2】新人~ 2・3 年目研修
【事例 3】プリセプターシップ研修
【事例 4】実習指導者研修
2 OJT における支援
【事例 5】患者の見守り
【事例 6】低血糖患者への対応
【事例 7】清拭タオルの準備
【事例 8】看護を語る「場」をもち続けること
3 面談における支援
【事例 9】リーダーナースとの面談
【事例 10】評価面談
【事例 11】教育サポーターによる面談
4 看護リフレクションの支援の広がり
研修の準備
メールを活用したリフレクション支援
一緒にケアの予定を立てる、というケア
所属部署の師長としてのかかわり
リフレクションの広がり
Chapter4 看護リフレクションの支援者の育成と成長
1 リフレクション支援の課題―文献検討
支援を行う看護師の困難・困りごと
リフレクション支援の課題
2 支援者同士の語り合い
支援者同士の語り合いの意味
支援者同士が語り合う場を創る
支援のリフレクションの実際
3 支援者の育成・成長
【事例 12】マネジメント研修
【事例 13】管理者研修
【事例 14】かかわり方の発見
4 組織への定着
看護係長のリフレクション体験
相互に学び合う仲間の存在
語られる内容の偶然性と「いつものかかわり」