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看護の基本となるもの

Basic Principles of Nursing Care

看護の基本となるもの
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筆頭著者 湯槇 ます 小玉 香津子 (訳)

原著者 ヴァージニア・ヘンダーソン(著)

日本看護協会出版会

電子版ISBN 978-4-8180-2426-7

電子版発売日 2020年11月23日

ページ数 96

判型 A5

印刷版ISBN 978-4-8180-1996-6

印刷版発行年月 2016年12月

DOI https://doi.org/10.32181/9784818019966

書籍・雑誌概要

看護の独自の機能と、看護がヘルスケアの中で果たすべき役割を記した本書は、ナイチンゲールの発見した看護を見失いそうになっていた看護師たちに、看護のアイデンティティをもう一度つかませようと、国際看護師協会(ICN)の依頼に応じてヘンダーソンが書いたものです。1960年の初版以来30カ国語以上に翻訳されてきた本書は、後から後からうまれてくる看護師たちにいまなお読み継がれており、看護師の思想と実践のよりどころであり続けています。

目次

Ⅰ 看護師の独自の機能、すなわち基本的看護ケア
Ⅱ 人間の基本的欲求およびそれらと基本的看護との関係
Ⅲ 基本的看護ケアを行うにあたって考慮に入れるべき患者の状態、その他の条件
Ⅳ 基本的看護の構成要素
 1.患者の呼吸を助ける
 2.患者の飲食を助ける
 3.患者の排泄を助ける
 4.歩行時および坐位、臥位に際して患者が望ましい姿勢を保持するよう助ける。
  また患者がひとつの体位からほかの体位へと身体を動かすのを助ける
 5.患者の休息と睡眠を助ける
 6.患者が衣類を選択し、着たり脱いだりするのを助ける
 7.患者が体温を正常範囲内に保つのを助ける
 8.患者が身体を清潔に保ち、身だしなみよく、また皮膚を保護するのを助ける
 9.患者が環境の危険を避けるのを助ける。また感染や暴力など、特定の患者がもたらすかもしれない危険から他の者を守る
 10.患者が他者に意思を伝達し、自分の欲求や気持ちを表現するのを助ける
 11.患者が自分の信仰を実践する、あるいは自分の善悪の考え方に従って行動するのを助ける
 12.患者の生産的な活動あるいは職業を助ける
 13.患者のレクリエーション活動を助ける
 14.患者が学習するのを助ける

要約