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臨床栄養 145巻4号
臨床推論ファーストブック―知っておきたい基本概念と臨床栄養での実践
医歯薬出版
電子版ISBN
電子版発売日 2024年10月7日
ページ数 184
判型 B5判
印刷版ISSN 0485-1412
印刷版発行年月 2024年9月
書籍・雑誌概要
臨床推論ファーストブック―知っておきたい基本概念と臨床栄養での実践
栄養評価から栄養診断,そして臨床推論の新時代へ――管理栄養士が臨床推論を体系的に学ぶためのファーストブック
●臨床栄養では,栄養評価だけでなくGLIM基準などによる栄養診断が求められるようになり,さらには他職種とともにチーム医療で臨床推論を行う新時代を迎えている.
●本臨時増刊号では,前半で臨床推論に必要な基礎知識を学び,後半では,食欲不振など臨床栄養でよくみる20の栄養関連問題を取り上げ,薬剤面,心理面,社会面などの多面的視点を含め,臨床推論の仕方から原因別の対応までを実践的に紹介する.
目次
序:栄養評価から栄養診断,そして臨床推論の新時代へ(若林秀隆)
Part 1 臨床推論を知る
【概論】臨床推論・診断推論とは(安本有佑)
帰納法と演繹法(原嶋 渉)
OPQRST法(河内雅章)
感度・特異度・事前確率・事後確率(岩佐沙弥・道免和久)
システム1「直観」とシステム2「分析」(永井多賀子)
臨床推論でのバイアス(岸本 浩)
ロジックツリーとセマンティック・クオリファイアー(SQ)(莵原洸司)
ピボット・クラスター戦略とhorizontal-vertical tracing(関 隆実)
多職種による診断エクセレンスで診断エラーを予防する─管理栄養士編(小坂鎮太郎)
診断精度研究(百崎 良)
臨床予測ツール研究(前田圭介)
臨床推論の学習方法(松本朋弘)
Part 2 栄養関連問題を臨床推論する
管理栄養士にとっての臨床推論・診断推論(西岡心大)
薬剤が原因のときの対応─リハビリテーション薬剤(松本彩加・吉村芳弘)
心理面が原因のときの対応(若林秀隆)
社会面が原因のときの対応(藤原 大)
【各論】
食欲不振(大濱良映)
吐き気・嘔吐(宇野千晴)
食事動作困難(森山大介)
咀嚼障害(兼弘朋実)
嚥下障害(粟田麻友)
栄養素摂取の不足(林 美華)
栄養素摂取の過剰(川勝知佳)
体重減少(若林秀隆)
体重増加(垣谷知佐)
低栄養(一島妃東美)
過栄養・肥満(鈴木達郎)
サルコペニア(石田悠子)
サルコペニア肥満(髙﨑美幸)
フレイル(西山 愛)
便秘(浦田ちひろ)
下痢(小林大樹)
便失禁(塩濱奈保子)
尿失禁(寺田 師)
脱水症(鈴木尚子)
浮腫(後藤美紅)