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医学のあゆみ292巻10号

概日時計が制御する多面的な生理機構

医学のあゆみ292巻10号
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医歯薬出版

電子版ISBN

電子版発売日 2025年3月10日

ページ数 70

判型 B5

印刷版ISSN 0039-2359

印刷版発行年月 2025年3月

書籍・雑誌概要

概日時計が制御する多面的な生理機構
企画:深田吉孝(東京都医学総合研究所,東京大学名誉教授)

・概日時計の分子レベルにおける研究はこの50年で大きく進展した.ベニバナインゲンの一日周期の葉柄運動を解析したBünningの研究を先駆けに,ショウジョウバエを用いて約24時間周期の細胞自律的なリズムを生み出すモデルを提唱したHall,Rosbash,Youngは2017年ノーベル生理学・医学賞を受賞している.
・以降,新しい振動機構も提唱されつつあり,さらには,概日時計が生物の多彩な生理現象をいかに制御しているのか,生体のシステミックな連関機構に関する研究も多く展開されている.
・本特集では,多様な生理現象と概日時計についての最新知見を紹介し,規則正しい生活リズムと健康長寿の関係を考えるヒントに迫る.

目次

哺乳類の概日時計機構
生体リズムの神経制御
睡眠と概日リズム
代謝と概日リズム
栄養と概日リズム
免疫のリズム
概日リズム障害の病因論――体内時計に従わない生活を続けると何が起こるのか?
疼痛疾患における概日リズム

TOPICS
【形成外科学】
ネキソブリッド外用ゲルを用いたEnzymatic Debridementが変える熱傷治療
【再生医学】
ヒトiPS細胞から腎間質前駆細胞を分化誘導する方法の開発と腎臓再生への道のり

連載
【自己指向性免疫学の新展開――生体防御における自己認識の功罪】
26.死細胞クリアランス不全がもたらす炎症慢性化機構の解明
【細胞を用いた再生医療の現状と今後の展望――臨床への展開】
12.脂肪組織由来多系統前駆細胞の自己移植による歯周組織再生
【ケースから学ぶ臨床倫理推論】
3.事前指示 過去の意向をどこまで尊重すべきか

FORUM
【戦争と医学・医療】
14.日本軍の遺棄化学兵器――被害者実態調査と医療支援