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医学のあゆみ284巻2号
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)研究における最新知見――感染経路,病態,予防,治療
医歯薬出版
電子版ISBN
電子版発売日 2023年1月16日
ページ数 70
判型 B5
印刷版ISSN 0039-2359
印刷版発行年月 2023年1月
書籍・雑誌概要
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)研究における最新知見――感染経路,病態,予防,治療
企画:西條政幸(札幌市保健福祉局保健所医療政策担当部長,国立感染症研究所名誉所員)
・重症熱性血小板減少症候群(SFTS)患者が日本ではじめて確認されたのが2012年12月,正式に公表したのは2013年1月のことである.
・日本国内外のSFTSの疫学,マダニに咬まれて感染する事例以外に,ネコやイヌもSFTSVに感染するとSFTS様症状を呈し,かつその感染ペットから飼い主や獣医師などが感染することがある.
・病態・病理と抗ウイルス薬(ファビピラビル)による抗ウイルス療法や開発されたワクチンの有効性,SFTSVの自然界における存在様式が解明されつつある.
目次
■SFTSの臨床的特徴
■SFTSの疫学研究における最新知見
■B細胞感染によるSFTSウイルスの発病機構
■ペットのネコ・イヌにおけるSFTSとヒトへのリスク
■自然界におけるSFTSウイルス伝播様式
■抗ウイルス薬ファビピラビルとSFTS
■高度弱毒化痘そうワクチン株LC16m8をベースとしたSFTSワクチン開発
■ダニ媒介性ウイルス感染症とSFTS
■SFTS重症化と自然免疫応答
連載
【人工臓器の最前線】
17.人工臓器開発におけるレギュラトリーサイエンス
【医療DX――進展するデジタル医療に関する最新動向と関連知識】
6.SaMD(国内/米国)動向調査
TOPICS
【免疫学】
RNA分解酵素Regnaseー1を標的とした炎症制御法の開発
【神経精神医学】
Xenophobia(外国人恐怖症)
フォーラム
【グローバルヘルスの現場力】
14.ガーナ――「生きる力」を育む母子手帳