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医学のあゆみ284巻10号
神経眼科の最前線
医歯薬出版
電子版ISBN
電子版発売日 2023年3月13日
ページ数 70
判型 B5
印刷版ISSN 0039-2359
印刷版発行年月 2023年3月
書籍・雑誌概要
神経眼科の最前線
企画:石川 均(北里大学医療衛生学部リハビリテーション学科視覚機能療法学専攻視能矯正学研究室)
・抗アクアポリン4抗体と抗ミエリンオリゴデンドロサイト糖タンパク抗体の発見と光干渉断層法の進歩によって,多発性硬化症による視神経炎は診断法,治療法ともに大きく変化した.
・両眼性複視を訴える症例の多くは,眼窩内と眼球周囲に存在する結合組織であるプリーの異常が原因となっていることが判明し,“sagging eye syndrome”として注目されている.
・本特集ではこのように神経眼科の最前線フォーカスを当て,各分野のエキスパートの先生方にまとめていただく.
目次
■昨今の視神経炎の疫学的特徴
■視神経炎治療――これまでとこれから
■新たなる複視の原因――Sagging eye syndrome
■斜視の外科的治療の進歩
■甲状腺眼症の外科治療の進歩――眼窩減圧術
■対光反射とメラノプシン
■神経眼科領域におけるOCT,OCTAの役割
連載
【医療DX――進展するデジタル医療に関する最新動向と関連知識】
11.スマートフォン医療機器“Smart Eye Camera”を使用した眼科遠隔診療
【救急で出会ったこんな症例――マイナーエマージェンシー対応のススメ】
はじめに
1.トゲが刺さった!――対応と合併症
TOPICS
【加齢医学】
宿主と細菌の共生関係の理解に基づく褥瘡感染制御戦略
【神経精神医学】
治療抵抗性統合失調症に対する非定型抗精神病薬クロザピンの使用
フォーラム
病院建築への誘い――医療者と病院建築のかかわりを考える(9)
【速報】
高気圧酸素治療――現状と今後の可能性