書籍を検索します。雑誌文献を検索する際には「雑誌文献検索」を選択してください。
医学のあゆみ284巻11号
生体内リプログラミングによる個体生命機能の制御
医歯薬出版
電子版ISBN
電子版発売日 2023年3月20日
ページ数 70
判型 B5
印刷版ISSN 0039-2359
印刷版発行年月 2023年3月
書籍・雑誌概要
生体内リプログラミングによる個体生命機能の制御
企画:山田泰広(東京大学大学院医学系研究科病因・病理学専攻分子病理学分野)
・iPS細胞の樹立成功に代表されるように,一過性の転写因子の発現誘導により転写ネットワークの書き換えが可能であり,さまざまな細胞種において細胞アイデンティティの転換,すなわちリプログラミングが実証されている.
・生体内リプログラミング技術の進歩により,細胞運命転換を介した個体生命機能への人為的な介入が可能であることが示され,再生医療の開発のみならず,さまざまな疾患に対する治療戦略開発にも適用されつつある.
・本特集では,生体内リプログラミングによる生命機能制御の可能性やその疾患研究への応用,さらにはリプログラミング技術により解明された臓器機能の恒常性維持機構の知見について,最新の研究成果を解説いただく.
目次
■ダイレクトリプログラミングによる心筋再生
■リプログラミングによる免疫応答制御
■リプログラミングによる神経再生
■Plagl2発現誘導および Dyrk1a発現抑制による老化神経幹細胞の機能的な若返り
■生体内ダイレクトリプログラミングによる皮膚再生
■生体内リプログラミングによる膵島細胞の増殖誘導
連載
【医療DX――進展するデジタル医療に関する最新動向と関連知識】
12.不眠医療のデジタルトランスフォーメーション
【救急で出会ったこんな症例――マイナーエマージェンシー対応のススメ】
2.海でのトラブル――毒と棘
TOPICS
【癌・腫瘍学】
がんが宿主の肝臓に異常をもたらすメカニズム
【免疫学】
CD300a阻害による脳梗塞後の神経障害の軽減
フォーラム
【医療MaaS――医療と移動の押韻】
6.最強の勉強法