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発達障がい

病態から支援まで

発達障がい
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筆頭著者 大阪大学大学院連合小児発達学研究科 (監修)

朝倉書店

電子版ISBN 978-4-254-91651-5

電子版発売日 2023年6月30日

ページ数 168

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-254-30125-0

印刷版発行年月 2022年10月

DOI https://doi.org/10.24734/9784254301250

書籍・雑誌概要

発達障がいの基礎から臨床まで網羅的に紹介。〔内容〕歴史/症候学/診断/評価尺度/疫学/神経科学/遺伝/神経機能画像/マルトリートメント/睡眠/薬物療法/認知行動療法/家族支援/保育・教育の連携/社会性支援/地域生活支援等。

目次

まえがき
目次
1 序論・総論
 1.1 自閉症の過去・未来・現在
  1.1.1 自閉症が“untreatable”と考えられていた時代
  1.1.2 家族の反論
  1.1.3 神経発達の障害としての認識
  1.1.4 treatable(治療可能性)への道
  1.1.5 診断学の進化
  1.1.6 臨床介入研究の発展
  1.1.7 EBP 認定機関の設立
  1.1.8 Autism Speaks と世界自閉症啓発デー
 1.2 症候学と経過
  1.2.1 自閉スペクトラム症(ASD)
  1.2.2 注意欠如・多動症(ADHD)
  1.2.3 発達性学習症
  1.2.4 子どもから大人への連続性
 1.3 診断
  1.3.1 神経発達症とその診断
  1.3.2 診断的フォーミュレーション
 1.4 評価尺度
  1.4.1 知能・発達段階の評価
  1.4.2 自閉特性・社会性の評価
  1.4.3 行動の評価
  1.4.4 感覚と運動の評価
  1.4.5 適応行動評価および包括的評価
 1.5 疫学(有病率)
  1.5.1 疫学とは
  1.5.2 有病率推定の手法
  1.5.3 ASD の疫学
  1.5.4 ADHD の疫学
2 病態
 2.1 神経科学の基礎知識(構造)
  2.1.1 神経系の構成
  2.1.2 CNS の構造
 2.2 神経科学の基礎知識(機能)
  2.2.1 神経細胞間の情報伝達
  2.2.2 神経系の情報伝達物質
  2.2.3 受容体
  2.2.4 神経細胞膜をはさんだイオンの輸送
  2.2.5 神経細胞の興奮
  2.2.6 精神神経系治療薬による受容体とトランスポーター等の機能調節
 2.3 動物モデル
  2.3.1 動物モデルの必要性
  2.3.2 動物モデルの種類
  2.3.3 動物モデルの作製方法
  2.3.4 動物モデルの解析方法
 2.4 遺伝学
  2.4.1 発達障がいとゲノム解析研究
  2.4.2 発達障がいとエピジェネティクス
  2.4.3 発達障がいと環境要因
 2.5 神経機能画像
  2.5.1 発達障害の脳機能画像総論
  2.5.2 発達障害の脳機能画像各論
 2.6 子ども虐待と脳科学の理解
  2.6.1 子ども虐待の脳科学
  2.6.2 愛着(アタッチメント)障害の脳科学
  2.6.3 チャイルド・マルトリートメント(CM)に関するエピゲノム脳科学
 2.7 睡眠
  2.7.1 睡眠の意義
  2.7.2 睡眠のメカニズム
  2.7.3 発達障がいと睡眠
  2.7.4 発達障がいに合併する睡眠障害の病態
  2.7.5 治療
  2.7.6 睡眠指導上の問題
3 治療
 3.1 薬物療法
  3.1.1 神経発達症治療における薬物療法の位置づけ
  3.1.2 自閉スペクトラム症の薬物療法
  3.1.3 注意欠如・多動症の薬物療法
  3.1.4 チック症の薬物療法
  3.1.5 神経発達症の併存症に対する薬物療法
 3.2 認知行動療法
  3.2.1 認知行動療法(CBT)とは
  3.2.2 神経発達症に対するCBT
  3.2.3 神経発達症に対するCBT の限界と今後の展望
 3.3 併存疾患に対する認知行動療法
  3.3.1 強迫症(成人を中心に)
  3.3.2 子どものうつ・不安・強迫症状
  3.3.3 社交不安症(成人を中心に)
  3.3.4 摂食障害
4 支援
 4.1 支援の基本:支援の仕組みづくり
  4.1.1 発達障害児者の支援の基本
  4.1.2 家族支援と本人支援
  4.1.3 支援の前提としてのアセスメント
  4.1.4 発達期の支援の基本:可能性を広げること
  4.1.5 成人期の支援の基本:地域で暮らしていけること
  4.1.6 支援の仕組みを構築する
 4.2 家族支援
  4.2.1 家族支援の重要性
  4.2.2 養育行動のアセスメント
  4.2.3 ペアレント・プログラム
  4.2.4 ペアレント・トレーニング
 4.3 保育・教育の連携
  4.3.1 幼保小連携の導入
  4.3.2 幼保小連携における現状と課題
  4.3.3 幼保小連携の情報共有における客観的ツールの活用
  4.3.4 発達障害の理解と支援に関する共通理解の形成
  4.3.5 巡回支援専門員等を活用した連携体制の構築
 4.4 社会性の支援
  4.4.1 幼児期:共同注意行動の獲得の支援
  4.4.2 児童期:心の理論獲得への支援
  4.4.3 青年期・成人期:友人との関係性への支援
  4.4.4 社会性を高める上で,必要な不安や怒りのコントロール
 4.5 地域生活支援
  4.5.1 学齢期,思春期の地域支援資源と適切なサポート
  4.5.2 青年期・成人期の地域支援について
索引

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