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高齢者における糖尿病治療薬の使い方
筆頭著者 稲垣 暢也 (編)
京都大学大学院医学系研究科糖尿病・内分泌・栄養内科教授
フジメディカル出版
電子版ISBN
電子版発売日 2022年3月28日
ページ数 182
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-86270-162-6
印刷版発行年月 2017年6月
書籍・雑誌概要
●新たな基準「高齢者糖尿病の血糖コントロール目標」と高齢者の基本的な身体的特徴(フレイルと呼ばれるADLや認知機能の低下状態など)とを踏まえ,高齢者における糖尿病治療薬の薬効群ごとの使い方について,最新知見に基づき詳しく解説
目次
1.高齢者糖尿病の特徴と注意点:基本知識
1)高齢者の糖尿病の特徴
2)糖尿病治療におけるフレイルの意義を考える
3)サルコペニア
4)認知機能
5)ポリファーマシー
6)高齢者の低血糖
2.高齢者糖尿病の新たな管理目標値とその考え方
3.高齢者糖尿病における経口糖尿病薬の使い方
1)インスリン分泌促進系
SU薬
グリニド薬
DPP-4阻害薬
2)インスリン抵抗性改善系
ビグアナイド薬
チアゾリジン薬
3)糖吸収・排泄調節系
α-グルコシダーゼ阻害薬
SGLT2阻害薬
4)GLP-1受容体作動薬
5)高齢者における併用療法
DPP-4阻害薬+メトホルミン
DPP-4阻害薬+SU薬orグリニド薬
SGLT2阻害薬を用いた併用
4.高齢者糖尿病におけるインスリン薬の使い方-課題と対策―
1)1型糖尿病
2)2型糖尿病
5.合併症を有する高齢者糖尿病における糖尿病薬治療
1)糖尿病腎症
2)認知症
6.トピックス
1)糖尿病とがん
2)糖尿病と認知症
3)糖尿病と骨折
4)心血管イベントに関する糖尿病治療薬の最新のエビデンス
5)「高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2015」のインパクト