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栄養医療のスペシャリストがつづる

心に残る栄養療法の患者さんたち2

胃瘻?経鼻胃管?CVポート?…在宅静脈・経腸栄養?

心に残る栄養療法の患者さんたち2
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筆頭著者 井上 善文 (編)

大阪大学国際医工情報センター栄養ディバイス未来医工学共同研究部門特任教授

フジメディカル出版

電子版ISBN

電子版発売日 2021年11月22日

ページ数 359

判型 四六

印刷版ISBN 978-4-86270-157-2

印刷版発行年月 2016年3月

DOI https://doi.org/10.24590/9784862701572

書籍・雑誌概要

・本書は好評いただいた栄養医療従事者の執筆による医療エッセイ集の第2弾である。今回は97人103作品が収載されている。
・臨床栄養の現場で出会ってきた多くの患者さんたち。その患者さんを通して培った臨床経験が、医療者としての彼らの今を作り上げた。
・こんなにも必死に患者さんに対して真摯に取り組んでいる彼らの姿勢、心を感じてほしい。

目次

第1章 患者さんの思い、家族の思い
・一基くん、32年間、よくがんばったな
・「ご飯を食べて、もう一度自宅へ帰したい」
・『細さ』にこだわる経鼻栄養チューブ〜こだわりに隠された理由〜
・栄養士さん、食事の話を聴いてほしい
ほか

第2章 胃瘻・経腸栄養
・胃瘻の合併症もいろいろ経験しました
・酒豪のひと
・胃瘻に対するイメージ…「胃瘻作るんやったら首つるわ」
・「これはわしのご飯や。自分でする!」
・味わうことの「幸せ」と胃瘻
ほか

第3章 静脈栄養
・はじめてのHPN患者さん
・周期的静脈栄養法第一号患者さんの思い出
・シャープのテレビとTPN
・この点滴で家に帰れるの?
・最後のクリスマス
ほか

第4章 それぞれの栄養管理−1
・「ん、食べてみてもええけどなぁ」
・NSTは、心の栄養療法もサポートする
・「食べる」可能性と「笑顔」を取り戻せた患者さん
・栄養はThe Long and Winding Road
・栄養に興味を持った訳 —食事療法が医療の基本だということに何時気付いたか
ほか

第5章 それぞれの栄養管理−2
・曾孫の誕生を見届けて旅立たれHさん
・術後栄養管理は大切であると実感した食道がん術後栄養不良例
・「もとの体に戻して!」〜ストマ閉鎖に挑んだ患者さん
・「栄養が必要な方ほど栄養が入らない」ことを思い知らされた患者さん
・嚥下障害の原因が不明の患者さん
ほか

第6章 失敗、心残り、葛藤
・ケセラセラ
・このようなことがないようにNSTを始めたのに・・・
・痛恨の鎖骨下静脈穿刺
・4通の手紙
ほか

第7章 緩和ケア、ターミナル
・緩和ケアでの医学的根拠に基づく患者さんのニーズに応じたケアとは?〜医療者間の葛藤〜
・「ただ、もう一度ご飯が食べたい!」—積極的な栄養療法が教えてくれたこと
・ひやしあめ
・心の栄養療法
・最期を見送るお手伝い
ほか

第8章 栄養医療と私
・私を栄養療法の道へ導いてくれた患者さんT君
・刹那の景
・一番最初に伝えたかった・・・
・23年前の母の思い出〜私を栄養へ向かわせた原体験〜
・栄養管理についての私の個人史
ほか

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