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免疫チェックポイント阻害薬の治療・副作用管理
筆頭著者 佐藤 隆美 (編集)
トーマス・ジェファーソン大学腫瘍内科教授
南山堂
電子版ISBN 978-4-525-98215-7
電子版発売日 2016年10月31日
ページ数 251
判型 A5
印刷版ISBN 978-4-525-42171-7
印刷版発行年月 2016年11月
書籍・雑誌概要
がん治療に新たな選択肢をもたらした免疫チェックポイント阻害薬であるが,従来の薬剤と異なり,その副作用はいつどの患者に起きるか予測が難しく,早期対応が最重要になる.本書は米国で免疫チェックポイント阻害薬を日常的に使用している腫瘍内科医が中心となり,臨床医が知っておきたい臨床効果と副作用管理の基本をわかりやすく解説した.
目次
第Ⅰ章 がん免疫療法の基本
1.がん免疫療法の研究・開発の歴史
2.がん細胞に対する免疫応答
3.がん免疫療法の種類
4.免疫チェックポイント阻害薬の種類と作用機序
5.腫瘍微小環境と免疫療法
第Ⅱ章 免疫チェックポイント阻害薬の臨床開発の動向
1.米国における臨床開発の動向
2.日本における臨床開発の動向
第Ⅲ章 免疫チェックポイント阻害薬の適応と治療
1.悪性黒色腫
2.肺がん
3.腎細胞がん
4.乳がん
5.消化器がん
6.血液腫瘍
7.効果が期待されるその他のがん
第Ⅳ章 免疫チェックポイント阻害薬の副作用管理
1.副作用管理においておさえておくべきポイント
2.注意すべき副作用とその管理
第Ⅴ章 免疫チェックポイント阻害薬の治療効果判定と治療効果予測
1.免疫チェックポイント阻害薬の放射線学的治療効果判定
2.抗PD-1/PD-L1抗体薬の効果予測マーカーとしてのPD-L1免疫染色
第Ⅵ章 免疫チェックポイント阻害薬と他の治療方法との併用
1.放射線治療との併用
2.局所療法との併用 ─ 腫瘍溶解性ウイルス療法
3.薬物療法(化学療法薬,分子標的薬)との併用
4.他のがん免疫療法との併用 ─ がんワクチン,養子免疫療法
日本で承認・申請されている免疫チェックポイント阻害薬一覧
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