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医学部で留年しない・繰り返さないために読む本〜自己調整学習力の磨き方
筆頭著者 横平 政直 (監修)
その他の著者等 松山泰 監修、駒澤信泰 著
日本医事新報社
電子版ISBN
電子版発売日 2024年7月29日
ページ数 92
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-7849-4114-8
印刷版発行年月 2024年6月
書籍・雑誌概要
「留年になるのではないか」「留年を繰り返すのではないか」「課題が多すぎてパニック」「学習管理ができていない」…という不安を抱えた方のために、これまで数百人に及ぶ医学生をメンタリングしてきた著者がアドバイスをまとめました。
医学生は、およそ5人に1人は留年経験があると言われますが、「自己調整学習力」を磨いていけば、必ず乗り越えられます。本コンテンツは、日々の学習に悩む医学生の皆さんに,大きな推進力を与えるものとなることでしょう。
「医学部に入学することができた皆さんが基礎的な能力が不足しているということはありません。ただ、多様な学修形態が必要な医学部の学修への自己調整力が一時的に低下しているのだと思います。少し教員目線から書くと、「医学部における学修不良の原因の多くは『自己調整学習力』の一時的低下である」ということです。自己調整学習力は、能動的に学ぶために自分で学修方法を調整していくスキルのことです。今、学修に困難や不安を抱えていても、少しずつ自己調整学習力を回復していけば必ず目標達成はできます。」
目次
監修の言葉
はじめに ポイントは自己調整学習力!「学び方」を伸ばせば乗り越えられます
第1章 医学部入学後の学修で訪れる様々なピンチ
第2章 医学教育モデル・コア・カリキュラムをちゃんと知っておこう
第3章 医学部で「学び」と「キャリアデザイン」に悩むことはあたりまえ
第4章 万能な人はいない。実は誰もが自己調整学習力を育てて,積み上げている
第5章 生活習慣,整っていますか?
第6章 自己調整学習力を意識して「授業」「実習」「試験」を考えてみる
第7章 誰もが「つまづき」を経験し,自己調整学習力を回復している
第8章 自己調整学習力回復のためのメンタリング実践例〜医学部教員へのメッセージ
あとがき 自己調整学習力は一生もの