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拡大内視鏡
-極限に挑む
筆頭著者 工藤 進英 (監修)
その他の著者等 吉田/茂昭
日本メディカルセンター
電子版ISBN 978-4-88875-924-3
電子版発売日 2017年7月3日
ページ数 254
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-88875-273-2
印刷版発行年月 2014年10月
書籍・雑誌概要
拡大内視鏡研究会が発足して10年が経過した.拡大内視鏡の診断学的有用性は大腸のみならず,咽頭・食道,Barrett食道,胃,十二指腸とほぼ全消化管において確立した感がある.研究会では多くの新発見や様々な研究成果が示されている.
本書では,最新の拡大内視鏡所見を解説し,「なぜ、拡大観察なのか」,「拡大観察のendpoint」を追求した.
目次
序説:なぜ、拡大観察なのか
Ⅰ.「拡大内視鏡研究会」の10年の歩み
中・下咽頭/食道/胃・十二指腸/大腸
Ⅱ.研究会の主題から
1.咽頭・食道
咽頭・食道-異常血管の診断学的意義と限界/Barrett食道・Barrett食道癌/食道のEndocytoscopy
2.胃・十二指腸
胃炎と鑑別困難な胃癌/慢性胃炎診断/白色不透明物質/胃癌の組織学的所見/胃癌の範囲診断における拡大内視鏡の有用性と限界/十二指腸病変
3.大 腸
進化(深化)したpit pattern診断/単離腺管とPitとの比較-組織発生/血管像の評価/ⅡcとLST-NG/鋸歯状病変/Endocytoscopy/SM癌病理診断-今までの経緯と現状
4.病理からのコメント
附 拡大内視鏡所見の解説
1.食道
brownish area/Background coloration/AVA
2.胃・十二指腸
VS classification system(Demarcation line, Irregular MV pattern, Irregular MS pattern)/white zone/シアン調血管/VEC pattern
3.大 腸
VI高度不整・軽度不整,箱根コンセンサス/IMP(irregular micro pit pattern)/Surface pattern/Dense, Sparce, Irregular pattern/VMV(varicose microvascular vessel)/String sign/Long irregular vessel
<総括> 拡大内視鏡診断のendpointと今後の展開