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INTESTINE Vol.25 No.4

大腸Ⅱc-革命のその後

INTESTINE Vol.25 No.4
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日本メディカルセンター

電子版ISSN 2433-250X

電子版発売日 2021年12月13日

ページ数 132

判型 B5

印刷版ISSN 1883-2342

印刷版発行年月 2021年12月

書籍・雑誌概要

大腸Ⅱc-革命のその後
 本特集を通していえることは,Ⅱc は粘膜に留まる段階では陥凹型腺腫としか診断できない異型度があるにもかかわらず,5~10 mm の小さな段階で粘膜下層に浸潤する,そのギャップを分子生物学的に解明していくことや,AI や画像強調などからⅡc の発見率向上を目指すことなど,さまざまなアプローチからⅡc の病態を究明していくことが求められる.

目次


 序 説:/工藤 進英

 Ⅰ.大腸Ⅱc の臨床のあゆみと現状/工藤 進英他
 Ⅱ.大腸Ⅱc の病理のあゆみと現状/河内  洋
 Ⅲ.各分野における大腸Ⅱc の現状,存在意義と課題
  (1)基幹病院の立場から
    a.“De novo 癌”の病態解明に向けて/田中 秀典 他
    b.残された,解決すべき課題/鶴田  修 他
  (2)開業医の立場から
    a.Ⅱc に時代的変遷が起きているのか/田村  智 他
    b.クリニックの大腸腫瘍の解析からみた大腸Ⅱc の存在意義/寺井  毅 他
  (3)病理医の立場から
    a.発育・進展におけるpericryptal fibroblast と形質発現の意義/八尾 隆史
    b.pT1 癌の由来粘膜内癌からみて/味岡 洋一
 Ⅳ.拡大内視鏡診断が大腸Ⅱc,陥凹型病変にもたらしたもの
  (1)Pit pattern の立場から/藤井 隆広
  (2)NBI の立場から/佐野  亙 他
  (3)AI,超拡大の立場から/三澤 将史 他
 Ⅴ.大腸Ⅱc 由来の大腸癌の頻度と特徴-大腸癌研究会アンケート調査の結果より/石田 文生 他
 Ⅵ.大腸陥凹型病変に対する認識の世代間・施行医間格差/山野 泰穂