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INTESTINE Vol.24 No.4
拡大内視鏡を極める
日本メディカルセンター
電子版ISSN 2433-250X
電子版発売日 2020年12月7日
ページ数 126
判型 B5
印刷版ISSN 1883-2342
印刷版発行年月 2020年11月
書籍・雑誌概要
拡大内視鏡を極める
わが国における大腸用拡大内視鏡普及率は40%程度とされている.本号の企画担当委員はこの原因を,① シャフトの太さ・硬さによる難挿入性,② 拡大観察による検査時間の増長,③ 拡大内視鏡分類の理解・習得の難しさ,④ 指導者不足,などと考えた.これらの問題点を解決するために必要と思われる項目について拡大内視鏡を極めた専門医に解説していただくことで読者の拡大内視鏡に対する理解を深め,拡大内視鏡検査がより一般化し臨床に貢献することを目的として本号は企画された.
目次
序 説: /工藤 進英
Ⅰ.拡大・超拡大内視鏡を使いこなすためのtips & trouble-shooting(技術論)
(1)拡大内視鏡がなぜ必要か?/藤井 隆広
(2)挿入性における大腸スコープの特徴/坂本 直人 他
(3)構造強調と色彩強調のバランス設定/榎本 有里 他
(4)従来光源内視鏡/レーザー内視鏡/LED 内視鏡の長所・短所/新村 健介 他
(5)フォーカスの合わせ方/松下 弘雄 他
(6)超拡大内視鏡で良好な画像を得る工夫/三澤 将史 他
Ⅱ.拡大・超拡大内視鏡診断を極める
(1)拡大内視鏡診断のストラテジー/田中 秀典 他
(2)NBI 診断を極める/井上 史洋 他
(3)Pit pattern 診断を極める/山野 泰穂 他
(4)超拡大内視鏡診断を極める(AI の活用も含めて)/森 悠一 他
Ⅲ.拡大所見と病理組織診断との整合性を得るための工夫/河野 弘志 他
〔コラム〕非拡大観察における拡大観察でのノウハウの活かし方/安藤 正夫